「エンジンがかかりづらい…」「車から異臭や異音がする…」「車が動かなくなった…」
上記のような症状が起きると、このまま走行して大丈夫なのかと不安になりますよね。
本記事では、車の故障原因の特定から修理・売却の判断基準まで網羅的に解説します。
あなたの車の状態と照らし合わせながら、不安を解消し、安全なカーライフを取り戻すための参考にしてください。
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「活字を読むより、動画でパッと確認したい」「実際の音や対処の流れをイメージしたい」という方は、ぜひこちらも合わせてご覧ください。
岩淵 俊
中古車仕入業に20年以上携わり。これまでに10,000台を超える事故車・故障車の査定を担当。 趣味で古い車を所有し、整備や修理を行うなど、車に対する深い理解と実践的な経験も豊富。 長年の現場経験で培った確かな査定力と幅広い車両知識を活かし、愛車を納得して手放せるよう車に関する正しい情報と実践的なアドバイスをわかりやすく発信。 ...続きを読む
故障した車の3つの症状とその原因
車に以下のような症状が現れた場合、故障している可能性が高いです。
それぞれの詳細について、順に解説していきます。
車から異音がする
一つ目の症状は、異音がする場合です。
車から聞き慣れない音がした場合、内部の部品が摩耗または破損しているサインである可能性が高いです。
異音の種類と発生状況ごとに、考えられる原因は以下の通りです。
| 症状 | 発生状況 | 原因 |
| ゴトゴト・ガタガタ | 段差を越えたとき | タイヤのパンク・足回り部品の劣化 |
|---|---|---|
| カチカチ | エンジン始動時 | バッテリー上がり・スターター作動不良 |
| キュルキュル | エンジン始動時・加速時 | 補機ベルト※1の緩み ・劣化 |
| ゴロゴロ・ゴーゴー | 走行中・加速時 | ベアリング※2の摩耗・駆動系異常 |
| ガラガラ・ゴロゴロ | エンジン回転時 | エンジンオイル不足・エンジン内部摩耗 |
| カリカリ | 加速時・エンジン負荷時 | ノッキング・初期オーバーヒート |
| カンカン・キンキン | 高温時・走行中 | 深刻なオーバーヒート |
| バラバラ | 走行中・加速時 | マフラー腐食・排気系破損 |
| キーキー | ブレーキ時 | ブレーキパッド※3摩耗 |
※1 補機ベルト:エンジンの動力を利用して周辺機器を動かすパーツ
※2 ベアリング:車の重みを支えたり、車輪を回したりするパーツ
※3 ブレーキパッド:ブレーキが踏まれた際に円盤型のパーツを挟んで停車させるパーツ
異音は発生するタイミングによって原因を推測できます。
たとえば、エンジン始動時に「カチカチ」と音がする場合は、バッテリーの電圧不足によりスターターが正常に作動していない可能性があります。
また、走行中に「ゴーゴー」や「ガタガタと」と音がする場合は、足回りや駆動系の部品の故障が疑われます。
走行中の異音を放置すると、走行不能や重大事故につながるおそれがあります。
特に足回りやエンジン付近から異音が聞こえる場合は、早めに点検や整備を受けることが重要です。
部位ごとの異音について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。



車から変な臭いがする
二つ目の症状は、異臭がする場合です。
走行中に焦げた臭いや甘い臭いなどを感じた場合、冷却水漏れや配線トラブルが起きているサインである可能性が高いです。
臭いの種類ごとに、考えられる原因は以下の通りです。
| 異臭の種類 | 原因 |
| 甘い臭い | 冷却水(※4)のタンク・ホースの損傷 |
|---|---|
| ゴムの臭い | タイヤの問題(溶け出しているなど) |
| ガスの臭い・焦げ臭い | マフラー・マフラーをつなぐパイプの破損(穴や亀裂) |
| 金属の臭い | クラッチディスク(※5)の問題 |
| 焼けたビニールの臭い | ビニール製の配線の異常 |
| 酢酸の臭い | バッテリーの劣化・オルタネーターの故障(※6) |
| 生臭い | エアコンフィルターの汚れ(ホコリの蓄積) |
※4 冷却水:エンジンをオーバーヒートさせないように温度を保つ液体
※5 クラッチディスク:エンジンの動力を伝達する摩擦板
※6 オルタネーター:バッテリーの充電や電力供給を行う発電機
普段と違う臭いを感じたら、臭いの種類や発生状況を確認し、早めに整備工場やディーラーへ相談しましょう。
合わせて下記の記事をご参考にしてください。


運転中に振動や違和感がある
三つ目の症状は、運転中に振動や違和感がある場合です。
運転中に揺れや違和感がある場合、足回りやステアリングに不具合が生じているサインである可能性が高いです。
症状ごとに、考えられる原因は以下の通りです。
| 症状 | 原因 |
| ATの変速ショックが大きい | ATフルード(※7)の不足・劣化 |
|---|---|
| ハンドルを切るときに手応えを感じる | ステアリング機構(※8)のギヤ・ベアリングの破損 |
| ある速度で走ったときだけ車が揺れる | ホイールアライメント(※9)の狂い |
| ある速度で走ったときだけハンドルが震える | ホイールバランス(※10)の狂い サスペンション(※11)の不具合 |
※7 ATフルード:ATの動作をなめらかにするための油
※8 ステアリング機構:自動車の前輪の角度を変更する仕組み
※9 ホイールアライメント:車を真っ直ぐ走らせるための仕様
※10 ホイールバランス:タイヤの質量の釣り合い
※11 サスペンション:車体の底とタイヤを結びつけているパーツ
振動や違和感を放置すると、タイヤの偏摩耗や操作性の低下につながります。
少しでも異変を感じたら、早めに点検へ出しましょう。
エンジンに違和感がある
エンジンをかけると振動したり、異音が鳴ったりする場合、エンジン内部のパーツが故障している可能性があります。
エンジンに関する代表的な症状と原因は、以下のとおりです。
| 症状 | 原因 |
| エンジンがかからない | 混合気(※12)の狂いや点火部品の不具合 |
| エンジンが震える・普段感じない振動がする | シリンダー(※13)の不完全燃焼 |
※12 混合気:エンジンに取り込まれる空気とガソリンが混ざりあったもの
※13 シリンダー:エンジン内の筒状の燃料室。
エンジンの故障は自力で判断・修理するのが難しく、放置すると高額な修理につながりやすい部分です。
エンジンの故障について詳しくは下記の記事で解説しております。合わせてご確認ください。

故障しやすい車のタイプ
以下のような車は、トラブルが発生しやすい傾向があります。
- 年式が古い車
- 走行距離が多い車
- 事故車・水没車
- メンテナンスが不足している車
- 悪路を走ることが多い車
特に年式が古い車や走行距離が多い車は、部品の経年劣化による故障のリスクが高い傾向にあります。
トラブルを防ぐためにも、定期的な点検やメンテナンスを心がけることが重要です。
車を故障させないためにも安全運転を心がけましょう。
故障しやすい部位の修理費用一覧
車の修理費用は、故障した部位や損傷の程度によって大きく変わります。
修理するか買い替えるかを判断するためにも、まずは修理費用の目安を把握し、正確な金額は整備工場で見積もりを取りましょう。
部位ごとの本体交換費用(工賃込み)の目安は以下のとおりです。
| 部位 | 本体交換費用目安(工賃込み) |
| タイヤ(1本) | 5,000~40,000円程度 |
|---|---|
| バッテリー | 6,000~50,000円程度 |
| ファンベルト | 10,000~20,000円程度 |
| セルモーター | 30,000〜50,000円程度 |
| ラジエーター | 30,000~80,000円程度 |
| ラジエータファン | 40,000〜80,000円程度 |
| オルタネーター | 50,000~100,000円程度 |
| クラッチ | 50,000〜120,000円程度 |
| トランスミッション | 200,000〜800,000円程度 |
なお、すべてのトラブルが部品交換になるわけではなく、部品本体に大きな故障がない場合は、簡単なメンテナンスで改善するケースもあります。
代表的なメンテナンス内容と費用の目安は以下の通りです。
| 部位 | メンテナンス内容 | 費用目安(工賃込み) |
| タイヤ | パンク修理(1本) | 1,500〜5,000円程度 |
|---|---|---|
| エンジン | 冷却水の交換 | 1,000〜4,000円程度 |
| エンジン | エンジンオイルの交換 | 3,000円〜10,000円程度 |
| ブレーキ | ブレーキオイルの交換 | 5,000円〜10,000円程度 |
| トランスミッション | ATF交換 | 5,000〜30,000円程度 |
※ATF:トランスミッション内部の歯車を滑らかに動かすための専用オイル
これらは修理というよりも、車の状態を正常に保つためのメンテナンスに分類されます。
異音や振動の原因が軽度な場合は、こうした対応だけで症状が改善することも少なくありません。
車が動かなくなった場合の対処法
車が動かなくなってしまった際には、以下の3つの対処法をとりましょう。
なお、自分で対処できない場合や危険がある場合は、無理に動かそうとせず、ロードサービスに救援を依頼することが大切です。
まずは安全な場所で停車
走行中に車の故障や異常を感じたら、まずは安全な場所に停車しましょう。
停車後は以下の方法で後続車へ合図を送り、乗員は車から離れてガードレールの外など安全な場所で待機してください。
- ハザードランプをつける
- 三角表示板を車の50m以上後方に設置する
- 発煙筒を点火して車の後方に設置する
なお、高速道路の場合は追突による二次被害を防ぐため、非常駐車帯やSA(サービスエリア)、PA(パーキングエリア)で駐車するようにしましょう。
5つのチェック項目を試す
安全が確保できたら、次は以下5つの項目をチェックします。
| チェック項目 | 詳細 |
| ガソリンの残量があるか | 燃料残量警告灯が点灯していないか確認する。点灯している場合はガソリン残量が少なくなっている。 |
|---|---|
| 「P」レンジにギアが入っているか | ギアがPレンジに入っているか確認する。Pレンジでかからない場合はサイドブレーキを引いてNレンジに入れて試す。それでも入らなければギアのセンサーが故障している可能性がある。 |
| ブレーキ・クラッチをしっかりと踏み込めているか | フットブレーキをしっかり踏み込んでからエンジンをかける。マニュアル車はクラッチも踏み込む必要がある。 |
| ハンドルロックがかかっていないか | ギアをPレンジに入れた状態でハンドルを回しながら鍵を回してハンドルロックを解除する。キーレスの場合はハンドルを回しながらスタートスイッチを押す。 |
| スマートキーの電池があるか | スマートキーの電池が切れている場合、スマートキーをスタートスイッチに近づけてスイッチを押すと始動する可能性がある。 |
ただし、車内にいると危険な場合には安全な場所で待機することを優先してください。
以下の記事では5つのチェック項目に加えて、エンジンがかからなくなる理由まで詳しく紹介しています。ぜひ併せてご参照ください。

ロードサービスに救援を頼む
上記の方法を試しても動かない場合は、JAFまたは自動車保険のロードサービスを依頼しましょう。
JAFの会員であれば、バッテリー上がりなどの救援を無料で依頼できます。
牽引が必要な場合も、20km以内であれば無料となります。(出典:JAF)
自動車保険に加入していると、ほとんどの場合ロードサービスは無料で使うことができます。
なお、ロードサービスの利用自体では等級は下がりませんが、車両保険の請求も行う場合は、事故内容に応じて翌年の等級が下がる可能性があります。
JAFと大手保険会社の連絡先は、以下の通りです。
| 会社名 | 連絡先 |
| JAF | 0570-00-8139 |
|---|---|
| チューリッヒ | 0120-860-001 |
| ソニー損保 | 0120-101-789 |
| 三井ダイレクト損保 | 0120-638-312 |
| アクサ損害保険 | 0120-699-644 |
| SBI損害保険 | 0800-2222-581 |
| おとなの自動車保険(旧そんぽ24) | 0120-00-2446 |
車が動かなくなった時には、ぜひ参考にしてくださいね。
故障した車の修理を出せる業者を紹介
故障した車の修理を出せる業者は以下の通りになります。
それぞれの特徴を紹介していきます。
ディーラー
ディーラーは、メーカーの専門知識に基づいた質の高い修理と充実したサポートを受けられる点が大きな魅力です。
ディーラーに依頼する主な特徴は以下の通りです。
| メリット | デメリット |
| 車種ごとの専門知識に基づいた確実な修理 | 純正パーツの使用で部品代が高騰 |
| 故障修理だけでなく車両点検も行い、長期的にサポート | メーカー基準のルールに則り、まだ使用できるパーツでも場合によって交換 |
| メーカーの保証期間内は無料または減額で対応 | 板金や塗装が必要な修理は外部業者に委託 |
これらの特徴から、ディーラーは費用よりも修理の品質と安心感を最優先したい方に適した選択肢と言えます。
整備工場
整備工場は、修理費用を抑えたい方や、車の状態に応じた柔軟な対応を求める方に最適な選択肢です。
整備工場のメリットは以下の3つです。
- 純正品以外のパーツ(社外品など)の使用も提案してくれる
- 地域に密着した工場が多く、信頼関係を構築しやすい
- 整備経験が長い整備士が在中しており、技術面でも安心できる
ただし、整備工場は工場の規模に差があります。
スタッフが少ない小規模な整備工場は、他の車の修理との兼ね合いなどの影響で、故障部分が大きいと納品まで時間がかかってしまう場合があります。
また、部品交換が必要な場合は部品の取り寄せにも時間がかかるので、整備工場に故障の修理を出す場合はどのくらい時間がかかるのか確認しておきましょう。
なお、「どこに修理を依頼すればよいかわからない」「費用を比較したい」といった場合は、事故車や故障車の修理に強いカーテンダーがおすすめです。
カーテンダーでは、車両診断機を用いた故障箇所の可視化や、修理箇所に「ワンオーナー永久保証」が付くといったサービスを提供しています。
車の故障の修理費用を安くする方法
故障車は、損傷した場所や度合いによっては修理費用が100万円を超えるケースもあります。
なるべく修理費用を安くしたい方は、以下3つの方法を試してみてください。
それぞれについて、順に解説していきます。
整備工場に依頼する
故障車の修理費用を抑えたい人は、整備工場への依頼が最もおすすめです。
一般的に整備工場は、ディーラーよりも修理費用が安く済むケースがほとんどです。
整備工場が安く済みやすい理由は、大きく分けて2つあります。
社外パーツを利用するから
1つ目は、修理する際に社外パーツを使用するためです。
ディーラーは基本的に純正パーツを使用しますが、整備工場では依頼者の要望に応じて、純正パーツと安価な社外品を組み合わせた修理方法の提案が可能です。
純正パーツは社外品よりも高いため、ディーラーに修理を依頼すると費用は自然と高額になります。
純正パーツよりも安い社外パーツを使用してもらいたい方は、整備工場に依頼するようにしましょう。
仲介手数料が発生しないから
2つ目の理由は、仲介手数料が発生しないことです。
ディーラーに車の修理を依頼した場合、下請けの工場で修理が行われることになるため、ディーラーが利益を得るための仲介手数料がプラスで発生します。
対して整備工場の場合、その場で修理を行ってもらえるため、仲介手数料は発生しません。
例えば、オルタネータ修理にかかる費用が合計10万円だった場合、ディーラー経由だと仲介手数料が加算され12万円前後になります。
一方、整備工場へ直接依頼すれば仲介手数料が発生しないため、請求額は10万円で済み、ディーラーに比べて2万円安くなるのです。
こうした理由から、余分な費用をかけずに修理を行いたい方はディーラーではなく整備工場に依頼するのがよいでしょう。
相見積もりを取る
修理費用を安くしたい場合は、複数の整備工場で相見積もりを取ることが大切です。
なぜなら、同じ修理内容でも、工場によって請求額が変わることがあるからです。
例えば、タイヤ交換の金額が工場Aでは4万円、工場Bでは5万円、工場Cでは3万円だとします。
もし、工場Aや工場Bの金額しか知らないまま交換をお願いしてしまうと、工場Cで交換した場合に比べて1万円以上損をすることになります。
なぜ業者ごとで修理費用に差が出るかというと、修理費用は「作業工賃×作業工数+部品代」の合計値だからです。
作業工数と部品代はどこの業者でも一律ですが、作業工賃をいくらに設定しているかは業者ごとに異なるため、作業工賃が高く設定されると修理費用も高騰します。
リビルド品を使う
リビルド品を使うと、新品部品よりも修理費用を大きく抑えられる場合があります。
リビルド品とは、廃車となった車を解体して取り出された再利用可能なパーツのことです。新品よりも安い価格で販売されています。
たとえば、エンジンの始動を支えるパーツである「オルタネーター」を例に挙げてみましょう。
オルタネーターは、新品ならば最低でも50,000円はするパーツです。しかしリビルド品の場合、そのほとんどが10,000円台で収まっています。
このように、リビルド品は新品の1/3から1/5程度の価格で購入することが可能。
クオリティは新品とほぼ遜色ないにも関わらず、金銭的に大きく得できるため、覚えておいて損はないでしょう。
新品であることに特別大きなこだわりがある方でなければ、ぜひリビルド品の使用を検討してみてください。
修理に車両保険を使えるケースとは?
一般的に車両保険が使えるのは、事故や自然災害(一部除く)など偶然起こってしまった車への被害を補償する場合です。
具体的な条件は以下のとおりです。
| 適用可能 | 適用不可 |
| 事故(転覆、墜落含む) | 地震 |
| 盗難・いたずら | 噴火 |
| 火災 | 津波 |
| 飛来物、落下物との衝突 | 経年劣化 |
| 自然災害(台風、竜巻、洪水、高潮) | メンテナンス不足 |
故障の原因が、経年劣化やメンテナンス不足など偶然ではない事象の場合は、車両保険が適用されます。
なお、自然災害の中でも地震や噴火、津波に関しては対象にならないことがほとんどです。
車両保険の対象外の範囲まで補償したい場合は、別途特約を結ぶ必要があります。
また、適用範囲は加入している保険プランによっても違いがあります。
車両保険は大きく分けて「一般タイプ」と「限定タイプ(エコノミー型)」の2種類があります。
エコノミー型の場合、保険料が安い代わりに適用範囲は上記より狭く、相手のいない事故や一部の自然災害が適用対象外になります。
故障の修理に保険が使えるかどうか、自分が加入している保険を改めて確認してみると良いでしょう。
日頃のメンテナンスで故障を予防しよう
車の故障を防ぐには、日頃からエンジンオイルやタイヤの状態を確認し、定期的にメンテナンスすることが重要です。
小さな劣化を放置すると、重大な故障や事故につながる可能性があります。
安全に長く乗るためにも、走行距離や使用年数に応じて点検・交換を行いましょう。
それでは、メンテナンスの方法を1つずつ解説します。
エンジンオイルの交換
エンジン内部の摩耗や焼き付きによる故障を防ぐために、エンジンオイルは定期的に交換しましょう。
エンジンオイルはエンジン内部を潤滑させるためのオイルのことで、エンジンのピストン運動の円滑化やエンジン内部の気密性担保、温度管理などさまざまな役割を持っています。
エンジンオイルは時間の経過や車の使用によって劣化してしまうため、6か月ごとまたは走行距離5000kmごとに交換するのが基本です。
年式が古い車や状態の悪い道を走る頻度が高い車であれば、よりこまめに交換した方が良いでしょう。
自分で交換する方法もありますが、慣れていない方はディーラーや整備工場に依頼するのがおすすめです。
タイヤの状態確認
タイヤは車の安全性に直結する部品のため、溝の深さや空気圧を定期的に確認することが大切です。
車の路上故障で特に多いのが、タイヤのパンクやバーストです。
溝が減ったタイヤや空気圧が不足したタイヤは、ブレーキ性能や走行安定性の低下につながります。
月に一度は、以下の2点をチェックするようにしましょう。
- 溝が4mm以上残っているか
- 適正な空気圧になっているか
タイヤの残り溝は、1.6mmが法定限度ですが、4mmを下回ると徐々に制動距離が長くなります。
また、タイヤの空気圧が適正かどうかもブレーキの効きに影響します。
タイヤの空気は自然に抜けるため、1ヵ月に一度定期的に確認することをおすすめします。
なお、タイヤの空気圧は、ガソリンスタンドやカー用品店、ディーラーなどで測定可能です。
運転席のドアの内側や側面に適正な空気圧が記載されているので、適正よりも少ない場合は補充しましょう。
なお、タイヤがパンクした場合は放置せず早めにプロの点検を受けることをおすすめします。

車が故障した場合は修理か買い替えか判断しよう
車が故障してしまった場合は修理か買い替えかの判断を行いましょう。
軽い故障であれば修理して乗り続けるのがおすすめです。
バッテリー上がりやタイヤのパンクなどの不具合は、修理費用を数万円程度で抑えられるケースが多く、車全体の状態が良ければ、買い替えるより負担がありません。
一方、数十万円以上の高額な修理費用が発生するケースでは、修理せず車自体を手放してしまうという選択肢をとるのも有効です。
ただし、故障車は再販するためのコストが高いため、少しでも高く売りたい人は故障車や事故車の買取を専門的に行っている専門業者に依頼しましょう。
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故障車の買取実績

| メーカー | スバル |
|---|---|
| 車種 | インプレッサ WRX |
| 年式 | 2012年式 |
| 買取金額 | 75万円 |
| 故障箇所 | エンジンブロー |

| メーカー | トヨタ |
|---|---|
| 車種 | ヴェルファイア |
| 年式 | 2013年式 |
| 買取金額 | 70万円 |
| 故障箇所 | エンジンブロー |

| メーカー | 日産 |
|---|---|
| 車種 | セレナ |
| 年式 | 2014年 |
| 買取金額 | 31万円 |
| 故障箇所 | ミッション不良 |
まとめ
車の故障は不安になりますが、まずは異音・異臭・振動といった症状から故障原因を特定しましょう。
早期に故障箇所を修理することで、重要部品の故障による修理費用の高騰化や重大な事故を防げます。
なお、修理費用が数十万円以上と高額になる場合は、無理に修理せず、故障車の買取も検討しましょう。
どこに依頼したらいいかわからないとお悩みの方は、故障車の豊富な買取実績があるタウにおまかせください。
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お気軽にお問い合わせください。
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趣味で古い車を所有し、整備や修理を行うなど、車に対する深い理解と実践的な経験も豊富。
長年の現場経験で培った確かな査定力と幅広い車両知識を活かし、愛車を納得して手放せるよう車に関する正しい情報と実践的なアドバイスをわかりやすく発信。
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