「事故車を少しでも高く売却したい」
「簡単に事故車を売却したい」
上記のようにお思いの方もいらっしゃるのではないのでしょうか?
突然の事故で車を損傷した場合、なるべく早く手放したいからとディーラーや代表的な中古車買取業者に買取を依頼すると損をしてしまう可能性があります。
事故車は中古車の中でも市場価値が低くなりやすいので、複数の業者から見積もりをとって最適な業者を選択する方法が主流です。
本記事では、「簡単に相見積もりがとれるから」と利用するユーザーが増加している「一括査定」について、特徴や事故車を依頼する場合のメリット・デメリットの観点でご紹介します。
実際に一括査定に登録するとどうなるかも確認できます。
なお、弊社「事故車買取のタウ」には簡単に査定額(概算)が確認できる独自のオンライン事故車査定シュミレーターがございます。
個人情報を入力する必要は一切ございませんので、お気軽にご利用ください。
また、弊社は事故車の買取を専門としており、事故車の高価買取には自信がございます!
是非、下記のお電話やWEBフォーム、LINEからお問い合わせください。
事故車買取に携わって20年以上の経験を持ち、損害車や故障車に関する知識が豊富。 幼少期からの車好きが高じて、中古車販売店や大手カー用品店、ガソリンスタンドなどに従事し、 車の知見も深い。その経験を活かし、お得な売却術や修理・乗り換え方法など車に関する幅広いコラムの監修をしている。 ...続きを読む
事故車でも一括査定は利用可能!
一括査定とは、車を売却する際に複数の買取業者から一度に査定を受けることができるサービスのことです。
事故した車でも基本的には利用可能ですが、一部のサービスでは対応していないので注意が必要です。
事故車(※事故により骨格を損傷あるいは交換した車)は売買時に告知義務がございます。
一括査定を利用する場合は車体情報入力時や実車査定時に申告するようにしましょう。
一括査定を利用する場合の基本的な流れは以下の通りです。
- 一括査定サイトにアクセス
- フォームに車体情報と個人情報を入力して送信
- 連絡がきた業者から査定結果(とスケジュール)を受ける
- 実車査定を行う※1
- 売却先を選択する
- 売却手続きを行う
- 車の引き渡しと代金受け取りを行う
※1実写査定を行わない業者もあります。その場合は、フォームで入力した情報をもとに査定額が算出されます。
申し込み時に必要な車体情報は提供サイトごとに異なりますが、基本的には下記の情報が必要です。
- メーカー
- 車種
- グレード
- 年式
- 走行距離
電話がかかってきたら、車検の残り期間や傷やへこみなど車の状態を訪ねられるので、答えられるように準備しておきましょう。
実車査定や車の引き取りがある場合は日程を調整するので、スケジュール帳などご自身の予定が分かるものを用意しておくとスムーズにやり取りが進みますよ。
ちなみに、実写査定時に断っても粘って売却させようとする業者に対しては、消費者契約法第4条第3項不退去が適用できます。(参考:車買取関連法|日本自動車購入協会)
また、ローンが残っている車でも一括査定に出すことは可能ですが、売却手順が異なるため注意が必要です。
詳しくは「ローンの残っている車で事故!廃車・売却はできる?【プロが解説】」の記事をご確認ください。
一括査定はうまく利用すれば、手間をかけずに高額査定が期待できますが、デメリットも大きいので特徴を理解することが大切です。
次の章で事故車を一括査定に出す場合のメリット・デメリットをご紹介いたします。
事故車を一括査定にだすメリット・デメリット
ここでは、一括査定で事故車を見積もるときのメリット・デメリットを紹介していきます。
メリット | デメリット | ||
手早く簡単に複数社の査定依頼が可能 | 実車査定の場合はスケジュール調整が難しい | ||
査定額を簡単に比較可能 | 電話が頻繁にかかってくる | ||
インターネットで手軽に申込可能 | 個人情報の管理の面で不安 | ||
下取りよりも買取価格が高くなりやすい | 価格のばらつきが大きい |
一括査定は一度の入力で複数の業者から査定を受けることができる反面、業者からの連絡が多く煩わしいと感じることがあります。
一括査定を利用してお得に事故車を売却したい方は、特徴を把握しておきましょう。
事故車を一括査定に出す場合のメリットは相見積もりの時短
事故車買取の一括査定において最大のメリットは、短時間で相見積もりがとれて愛車の価値を高く評価してくれる買取業者に出会えることです。
事故車は車の性能が低下するため中古車としての価値が低く、中古車販売店への持ち込みや特定の買取業者に見積もりを依頼するだけでは損をしてしまう可能性が高いです。
そのうえ、ナビクルやズバット車買取などサービスによっては、入力した車体情報をもとに最新の相場情報を査定額と合わせて算出してくれるものもあります。
また、一括査定は複数の業者が同時に査定を行うので、価格競争がおき、下取りよりもはるかに高い査定額になる場合が多いです。
「楽に手放したいけれど、なるべく高く売りたい」という方は、一回申し込むだけで相見積もりがとれる一括査定サービスは非常におすすめです。
事故車を一括査定に出す場合のデメリット3選
事故車を一括査定してもらうときのデメリットは以下の通りになります。
- 大量に電話がかかってくる
- 事故車買取を専門にしている業者が少ない
- 個人情報の面で不安が残る
では、デメリットについて詳しくご紹介していきます。
デメリット① 大量に電話がかかってくる
事故車買取の一括査定において最大のデメリットは、大量に電話がかかってくることです。
一括査定は申し込むと営業時間内の場合は、30秒ほどで色々な会社から一斉に電話やSMSが来ます。
下記は一括査定を利用したスクリーンショットですが、1時間の間に20件以上の電話や10件以上のSMSがありました。
日中は仕事があり電話に出られない場合は、電話に出られる時間を確保して申し込みを行うことをおすすめいたします。
また、一部強引な営業を行ってくる会社もありますので、注意が必要です。
なお、最近では上位3社からのみ連絡がいくものや運営元からのみ連絡が行くなど、ユーザーが利用しやすいように一括査定サービスにも変化が起きています。
デメリット②事故車買取を専門にしている業者が少ない
一括査定サイトは、中古車買取を前提にサービス設計が行われているので、事故車を一括査定にだしても中古車買取業者から電話がかかってくることが多いです。
事故車買取専門の業者が少ないことがデメリットになる理由は、事故車の価値を正当に評価せず、リスクを取った保守的な査定価格で提示されてしまう可能性が高いからです。
一括査定に登録している買取業者は、中古車査定士の資格を持っています。
しかしながら、事故車は外見上軽微な損傷に見えても、車の内部や重要な構造部分に影響を与えている可能性が高いので、正確に査定するためには
- 車体の損傷
- 修理の費用
- 部品の価値
などについて深い理解と経験が必要になります。
例えば、エンジンの故障で動かなくなってしまった軽自動車を査定するとします。
エンジンを載せ替えて中古車として販売する場合、交換費用に30万円以上かかるので、採算が合わなくなってしまい、値段をつけることができません。
一方で、事故車専門の買取業者のようにエンジン以外の故障していない部品を売る方法や相場を把握していれば、部品ごとの販売価格を想定して買取価格をつけることができるという訳です。
事故車は必ずしも中古車として販売できるとは限らず、それ以外の販路を所持している業者でなければ在庫を抱えることになるので、事故車の買取が不可の業者もあります。
提示される買取価格にばらつきが生じる原因は、リスクヘッジに加えて買取後の販路を豊富に所持している業者かどうかもあります。
事故車の査定について詳しくは、「修復歴あり!査定額はどれくらい下がる?高額査定を狙うコツも伝授!」の記事をご確認ください。
デメリット③個人情報の面で不安が残る
一括査定はフォームに入力したメールアドレスや電話番号が複数の業者に共有されるので、特定の業者に依頼する場合と比べて情報管理の面で不安が残ります。
インターネットでの個人情報の取り扱いは慎重に行うべきことですので、サービスを利用する前に以下のことに気を付けるようにしましょう。
- プライバシーポリシーを確認する。
- 信頼できる業者だけに絞り込む
- 一括サイトの運営元の相談窓口を確認する
多くの利用実績があるからといって信頼性が高いわけではないので、個人情報の取り扱いについて自分の目でしっかり確認することが大切です。
一括査定サイトの事例
下記の表は代表的な一括査定サイトをまとめたものです。
この章では、これまでに解説した一括査定の特徴を踏まえて、事故車の相見積もりをとるために利用できる一括査定サイトの選び方をケース別にご紹介いたします。
MOTA | CARView | カーセンサー | ナビクル | ズバット車買取 | |
おすすめのタイプ | やり取りは最小限にしたい
高価買取してほしい |
やり取りは最小限にしたい
高価買取してほしい |
高価買取してほしい
正確な査定額を知りたい |
高価買取してほしい
正確な査定額を知りたい |
正確な査定額を知りたい
トラブル回避したい |
---|---|---|---|---|---|
入力工数 | 45秒 | 45秒 | 90秒 | 45秒 | 32秒 |
同時比較数 | 20社 | 20社 | 30社 | 10社 | 4社 |
査定金額提示時間 | 翌日18時(最短3時間) | 翌日18時(最短3時間) | ー | 申し込み直後 | ー |
連絡手段 | 電話:上位3社
オンライン:最大20社 |
電話:上位3社
オンライン:最大20社 |
電話・メール | 電話・メール | 電話・メール |
事故車の買取 | 〇
(事故歴ありを選択) |
〇
(事故歴ありを選択) |
〇 | 〇 | 〇 |
利用実績 | 84万件以上 | 500万件以上 | 非公開 | 470万件以上 | 250万人以上 |
利用料・手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
ご紹介するケースは以下の4つです。気になる項目をご確認ください。
- 大量の連絡に煩わされたくない方
- なるべく高く買い取ってくれる業者を見つけたい方
- 愛車の正確な価値を知りたい方
- トラブルを回避して売却を行いたい方
※注意:クリックしても該当項目には飛びません。
業者とのやり取りを最小限にしたい方
まず1つ目のケース、業者とのやり取りを最小限にしたい方は、査定額が高い上位3社からのみ連絡が届くMOTAやCARViewなどがおすすめです。
なお、MOTAとCARViewは2024年の4月から送客連携を行っているので、サービス内容は同じです。
4社目以降はユーザーが自由に選択できるので、上位3社以外で気になる業者は追加してやりとりを行います。
また、CARViewの運営会社はLINEヤフー株式会社ですので、一括査定サイトは個人情報漏洩の面で利用するか迷われている方も安心できるのではないでしょうか。
高価買取をしてほしい方
2つ目のケース、なるべく高く買い取ってほしい人は、最大同時査定が多いサービスや価格交渉ができるサービスを利用しましょう。
最大同時査定数が多い一括査定サイトは、カーセンサー(30社)や上記に挙げた2社、ナビクル(10社)などがあります。
価格交渉に関しては、基本的に電話でのやり取りや実車査定のタイミングで行いますが、依頼をする前に対応可能か確認しておきましょう。
正確な査定額を知りたい方
3つ目のケース、正確な査定額を知りたい方は、ナビクルやズバット車買取など査定額だけでなく相場も算出してくれるサービスを利用しましょう。
ナビクルは、全国データに基づいた最新の相場がweb上で確認でき、ズバット車買取では6か月後の買取相場を確認することが可能です。
また、事故車の場合は実車査定を実施しているサービスを利用すると、より正確な査定額を知ることができるので、後々減額される心配もありません。
トラブルを回避したい方
4つ目のケース、トラブルに巻き込まれず安心して売却したい方は、各加盟店の評判(口コミ)が確認できるサイトを利用しましょう。
ナビクルでは、ユーザーの声をもとに作成した買取業者のランキングが掲載されています。
加盟業者が買取価格や連絡頻度、接客態度(メール・電話含む)など項目ごとに評価されています。
また、ユーザーサポートが手厚いサービスか、お悩み相談専用の電話番号が設置されているサービスかなども確認しておくと安心できます。
この章では、4つのケースに分けて定番の一括査定サイトの特徴を解説いたしました。
一括査定を利用するべきか迷われている方は是非参考にしてください。
個人情報の入力や車の写真が不要で、簡単に弊社での査定額(概算)を確認することができます。
事故車査定シュミレーション|ラクに査定額を確認しよう
簡単に事故車査定をしたい場合は、タウの事故車査定シュミレーターが非常に便利です。
タウの事故車シュミレーターは100万台以上の事故車買取データをもとにあなたの車の適正価格を算出いたします。
なお、海外で再販することを前提としたシュミレーターであるため、価格を算出できないケースもございます。ご了承ください。
下記画像の通り、手順はたったの2STEPです。
車両情報と損傷具合を入力するのみで、個人情報の入力や車の写真の添付は必要ありません。
1分以内に概算ではあるものの査定額がわかりますので、とっても簡単です。
事故車の査定額が気になる方はぜひ一度お試しください。
タウの事故車の買取実績をご紹介
ここからはタウで実際に買い取った事故車の査定額をご紹介いたします。
メーカー:日産
車種:ノート
年式:2021年
買取金額:31万円
メーカー:アウディ
車種:TTロードスター
年式:2016年
買取金額:70万円
その他にも買取実績をたくさん掲載しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ:事故車を高く売るなら専門業者へ
事故車であっても一括査定サイトを利用することは可能です。
しかし、事故車は査定が難しく値段が付きにくいので、中古車買取を主とする提携業者が多い一括査定を利用するにはリスクがあります。
故障車や事故車を売却する場合は、専門の買取業者を利用する方が査定額が高くなる可能性があります。
事故車買取専門業者のタウは、125カ国に販路を所持しているため値段が付きにくい車であっても高価買取が期待できます。
引き取りや手続きにかかる手数料は無料でご対応しております。
事故車の売却をお考えの方は、ぜひ一度お電話や問い合わせフォームよりご相談ください。
事故車買取に携わって20年以上の経験を持ち、損害車や故障車に関する知識が豊富。 幼少期からの車好きが高じて、中古車販売店や大手カー用品店、ガソリンスタンドなどに従事し、 車の知見も深い。その経験を活かし、お得な売却術や修理・乗り換え方法など車に関する幅広いコラムの監修をしている。