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車のエアコンの修理が20万・30万?格安に修理する裏ワザを伝授

「車のエアコンの効きが悪く冷えない」「スイッチを押しても風が出ない」
など、夏場に増えてくるカーエアコンのトラブル。

車のエアコンが壊れると、故障箇所によっては多額の修理費用が掛かることがあります。

業者に修理を持ちかけたら、20万、30万円もの修理費用を提示されてしまい、修理するべきか悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ですが、車のエアコンの修理費用を安く抑える方法はいくつかあります。

そこでこの記事では、車のエアコン修理にまつわる知識や裏ワザを解説します。

少しでもカーエアコンの修理費用を安くしたい方は、ぜひご参照ください。

また、動画でもカーエアコンの修理の格安修理方法や費用を抑える方法を分かりやすく紹介しています。合わせてご覧ください。

▼【数十万→数千円!?】車のエアコン修理 ○○による格安修理&高額になるケースを紹介

修理費用を抑えるコツについては、【今の季節に必須!】高額なエアコン修理の費用を抑える方法&注意点をご確認ください。

岩淵 俊

中古車仕入業に20年以上携わり。これまでに10,000台を超える事故車・故障車の査定を担当。 趣味で古い車を所有し、整備や修理を行うなど、車に対する深い理解と実践的な経験も豊富。 長年の現場経験で培った確かな査定力と幅広い車両知識を活かし、愛車を納得して手放せるよう車に関する正しい情報と実践的なアドバイスをわかりやすく発信。 ...続きを読む

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目次

車のエアコン修理はリレー交換で格安にできることも

車のエアコンが動かない原因が、エアコン本体ではなくリレーの故障である場合、数千円程度に費用を抑えられることがあります。

「リレー」とは、外部から電気信号を受け取り、電気回路のONOFFや切り替えを行う、電装系の部品です。

エアコンに関わるリレーは、マグネットクラッチリレーと呼ばれ、エアコンのコンプレッサーを制御する役割を持っています。

エアコンをONにすると、マグネットクラッチリレーが電気を送り、その信号によってコンプレッサーが動き始めます。

カーエアコンのマグネットリレーの役割

しかし、リレーが故障や劣化していると電気信号がコンプレッサーに届かず、エアコンが正常に動作しなくなります

リレーの本体の部品代は新品で1,000〜3,000円程度と比較的安価です。

リレーは故障しやすい部品でありながら、見落とされやすい箇所でもあります。

プロの業者でも、最初からコンプレッサーや配管などの高額部品を疑い、リレー周りの確認が後回しになるケースがあります。

実際に「当初の見積もりでは修理費用が20万、30万円掛かるといわれていたけれど、リレーの故障が原因だと分かり、数千円の修理で済んだ」というケースもあります。

高額な修理費用を提示された場合は、別の業者で見積もりを取り、リレー周りに問題がないか確認してもらうとよいでしょう。

車のエアコンの修理費用と期間一覧表

車のエアコン修理費用は、故障箇所によって数千円から数10万円以上と大きく変わります。

ここでは、車のエアコンが効かない場合の症状別に、修理費用と修理期間を一覧表でまとめました。

症状 修理費用 修理期間
フィルターの詰まり 3千円~1万円 1時間以内
エバポレーターの故障 5万円~15万円 1日~1週間以上
ラジエーターファンの故障 10万円以上 1日~3日
エアコンガスの不足・漏れ 10万円以上 3日~1週間
サーモスタットの故障 1万円前後 半日~1日
コアヒーターの詰まり・故障 5万円~10万円 半日~1日
冷却水の不足 1万円以内 半日~1日
コンプレッサーの故障 10万円以上 3日~1週間
配線や電装系のトラブル 数千円~10万円以上 1日~1週間以上

カーエアコンの故障箇所を知りたい方は、下記の記事の故障診断ガイドで判断してみてください。

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修理費用が20万・30万と高くなる4つのケース

車のエアコンは、エンジンルームや室内に配管が入り組んで通っており、部品を着脱するにも工数がかかるため、修理費用が高くなりがちです。

特に下記のような4つのケースでは、修理費用が高額になりやすく、20万、30万円以上の修理費用が請求されることもあります。

故障内容 修理費用
コンプレッサーの故障 10万円以上
エバポレーターの交換 5万円~15万円
ラジエーターファンの故障 10万円以上
配管の破損・ガス漏れ 10万円以上

以降では、それぞれのケースについて、詳細を解説します。

それ以前に改めて車のエアコンの故障の原因について見直したい方は以下の記事を参考にしてください。

カーエアコンの故障の5つの症状別に故障原因を診断することのできるフローチャートも載っています。

コンプレッサーの交換が必要な場合

エアコンから冷たい風が出なくなった場合は、コンプレッサーの交換が必要な可能性があります。

「コンプレッサー」は、例えるなら車のエアコンの「心臓」ともいえる重要パーツです。

コンプレッサーはエアコンガスを圧縮し、低温低圧のガス状冷媒から高温高圧のガス状冷媒(半液体)へと変化させる役割を担っています。

コンプレッサーが故障しエアコンガスの圧縮ができないと、後述するエヴァポレーターなどへ圧縮したガスを送り込めず正常に機能させることができなくなるため、結果的に冷気を作り出せなくなります。

故障の見分け方としては、エアコンのスイッチをONにしても「カチッ」という作動音がしなかったり、「ジー」「ウィーン」という異音がする場合は、コンプレッサーの劣化や故障が疑われます。

コンプレッサーは故障頻度が高いパーツであり、かつ修理費用も高額になりやすいパーツです。

車によっては、コンプレッサー本体の部品代だけで10万円以上することもあり、関連する箇所の修理などを含めると20万、30万円を越えるケースもあります。

少しでも修理費用を抑えたい場合は、リビルト品(中古部品を分解して性能を向上させたもの)での修理を対応してくれる業者に依頼するのも一つの手です。

エバポレーターの交換が必要な場合

エアコンから冷たい風が出ない、掃除してもかび臭いにおいがするといった症状がある場合は、エバポレーターの交換が必要な可能性があります。

「エバポレーター」は、熱交換器とも呼ばれるパーツです。

コンプレッサーによって圧縮されたエアコンガスは、エバポレーターの近くで気化され、その際に周囲の熱を奪いエバポレーター本体を冷やします。

そして車室内の暖かい空気をエバポレーターの中に流し込み、エバポレーターを通過する際に冷やされた空気は、最終的に冷気としてエアコンの吹き出し口から放出されます。

エバポレーターの交換費用は一般的に5万円〜10万円程度かかります。

これは、エバポレーターがダッシュボードやハンドル周辺を分解しないと交換できない位置に設置されており、作業に1日〜数日かかるためです。

そのため年式が古く、エアコン修理以外にも経年劣化が見られる場合は、修理後の車両価値と比較して、買い替えを検討するのも選択肢となります。

ラジエーターファンの交換が必要な場合

ラジエーターファンは交換の手間がかかる箇所でもあるため、修理費用は部品代も含め10万円を越えることもあります

「ラジエーターファン」とは、ラジエーターの裏側に設置された冷却ファンのことであり、エンジンやエアコンコンデンサーの冷却に必要な装置です。

走行中であればラジエーターに当たる風を利用し、エンジンやエアコンコンデンサーの冷却ができますが、信号待ちや渋滞中ではラジエーターに走行風が入らず、冷却能力が低下します。

そうした場合にラジエーターファンが動作し、冷却の補助を行っています。

ラジエーターファンが故障していると、エンジンやエアコンコンデンサーを冷却できなくなるため、放置すると別の不具合につながる可能性もあります。

ラジエーターファンは滅多に壊れるものではありませんが、5年10年と使用していると不具合が生じることもあります。

修理する場合、ラジエーターファンそのものの交換となることが多く(アッセンブリ交換)、修理費用は10万円以上になる可能性があります。

配管に穴が空いてガスが漏れている場合

エアコンの配管に穴や腐食があると、エアコンガスが漏れて冷房が効かなくなります。

エンジンルームや室内には、エアコンガスを循環させるための配管が張り巡らされています。

配管が湿度によって腐食したり、穴が空いてエアコンガスが漏れ出したりすることで、エアコンガスが配管内を上手く循環できなくなり、冷却能力が落ちてしまいます。

これはガス補充だけでは根本的な解決にならず、漏れ箇所の修理や配管交換が必要です。

複数の部品や配管全体の交換が必要となった場合には、修理費用が10万円以上になることがあります。

さらに、エアコンガスが漏れている場合は、ガスの補充も行う必要があります。

エアコンガスの値段は1本あたり3,000〜6,000円程度となり、ガスが完全に抜けている場合であれば4〜5本程度のエアコンガスが必要になります。

つまり、エアコンガスの補充に1万2,000円〜3万円の費用がかかるほか、周辺の修理と合わせて高額な費用がかかってしまうこともあります。

車のエアコンの修理費用を安くする3つの方法

エバポレーターやラジエターなどカーエアコンの主要部品を交換する場合、以下に挙げる3つの方法で修理費用を抑えられる可能性があります。

1つずつ解説していきます。

リビルトパーツを使用する

リビルトパーツを使えば、新品部品よりも安くエアコンを修理できる可能性があります。

リビルトパーツは中古部品を分解・洗浄・点検して再生した部品で、純正部品の6割程度の価格ながら、新品に近い性能を持っています。

中古品との違いは、中古品は通常使い古した状態のままですが、リビルトパーツは修復が行われ、一定水準以上の品質を満たしている点です。

たとえば、コンプレッサーを故障して交換することになったとしましょう。

新品の場合は部品代で10万円ほど費用がかかりますが、リビルトパーツの場合、6万円程度で手配できます。

リビルトパーツによる修理は、街の民間工場はもちろん、正規ディーラーであっても対応してくれることが多いです。

「費用を抑えたいため、リビルトパーツで修理してほしい」などと事前に伝えておくとスムーズに事が進みます。

工賃が安い整備工場に依頼する

車のエアコン修理では、部品代だけでなく工賃も費用に大きく影響します。

車の修理費用は、「自動車標準作業点数×レバレート(1時間当たりの基本工賃)+部品代」で決まります。

※自動車標準作業点数:日本自動車整備振興会連合会(日整連)が車種別に設定したその整備を完了させるのに必要な平均時間
※レバレート:業者ごとに定める1時間当たりの作業単価

自動車標準作業点数はどこの業者も一律ですが、レバレートは業者ごとに設定可能なため、ディーラーや規模の大きい整備工場に依頼すると修理費用が高くなる可能性があります。

一般的に、レバレートの高さについて以下のような傾向が見られます。

依頼する業者 レバーレート
外車&高級車ディーラー 高(1~1万5,000円)
ディーラー&都心部の整備工場 中(9,000~1万2,000円)
地方の整備工場 低(6,000~8,000円)

したがって、やや都心から離れた地方の整備工場、郊外の整備工場など、レバレートの低い工場で修理をしてもらうことにより、工賃面から修理費用を節約できることがあります。

特にコンプレッサーの交換のような手間の掛かる作業ほど、工賃も高額となりやすいため、レバレートの低い整備工場に依頼することでの節約効果は大きくなります。

メーカー保証を使う

車新車登録から一定期間内であれば、メーカー保証を使ってエアコン修理を無料で受けられる場合があります。

メーカー補償の範囲は以下のとおりです。

保証タイプ 保証の対象 保証期間
一般保証 一般的な装備やパーツ

(カーエアコンをはじめ、ナビ、電動ドアミラー、スマートキー、シートヒーター など)

新車登録の日から3年

(もしくは走行距離6万kmまで)

特別保証 車の走行において重要なパーツ

(エンジン、トランスミッション、電子制御 など)

新車登録の日から5年

(もしくは走行距離10万kmまで)

カーエアコンは原則一般保証に該当し、新車登録の日から3年(もしくは走行距離6万kmまで)までは、故障の修理をディーラーで無料で対応してもらえます。

修理を依頼する前に、保証書や車検証を確認し、保証対象になるかディーラーへ相談しましょう。

なお、エアコンの修理費用だけではなく、車の傷やへこみの修理費用が知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください。

修理すべきか迷ったときの判断基準も記載しています。

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車のエアコン修理を依頼できる業者4選

車のエアコン修理は主に下記の4つの業者に依頼することができます。

業者 メリット デメリット
ディーラー サービスの質が高い

メーカー保証が使える

費用が高額
整備工場 工賃が比較的安価

リビルトパーツの利用が可能

技術力に差がある
カー用品店 料金が比較的安価

店舗数が多く利用しやすい

大規模な修理は対応不可
出張修理業者 お店に行かないで修理を受けられる 大規模な修理は対応不可

対応エリアが限定的

どの業者に依頼するべきか迷った場合は、修理費用や品質などを比較し、車の状態に合わせて選ぶことが大切です。

カーエアコンを修理依頼できる業者について、それぞれ詳しく解説します。

ディーラー

ディーラーに依頼するメリットは、純正パーツの使用とメーカー保証が受けられる安心感です。

修理の質が安定しているため、新車購入から間もない場合や保証期間内の場合はディーラーに依頼しましょう。

メーカの保証期間については、【メーカー保証を使う】を参考にしてみてください。

一方で、保証期間外にディーラーへカーエアコン修理を依頼すると、修理費用が高額になりやすい点はデメリットです。

そのため、ディーラーでのカーエアコンの修理は「費用よりも安心感を優先したい方」におすすめです。

整備工場

整備工場に依頼するメリットは、工賃がディーラーより安い傾向があり、リビルトパーツにも柔軟に対応してもらえる点です。

【リビルトパーツについてはこちら】

郊外や地方の工場はレバレート(工賃単価)が低めに設定されていることも多く、コストを抑えることができます。

ただし、整備工場によって技術力やサービスの質に差がある点には注意が必要です。

整備工場に依頼する際は、口コミや実績を確認して選ぶのがおすすめです。

カー用品店

カー用品店に依頼するメリットは、料金が比較的安く、店舗数が多いため利用しやすい点です。

オイル交換やタイヤ交換のついでにエアコン修理や点検を依頼できるのも便利です。

しかし、カー用品店では大掛かりな修理は難しいです。

コンプレッサーやエバポレーターの交換など、大掛かりな修理が必要な場合はディーラーや整備工場に依頼するのがおすすめです。

出張修理業者

出張修理業者のメリットは、自宅や職場まで来てもらえる手軽さにあります。

特にエアコンガスの補充や簡単な点検など、軽度な整備を現地で対応してもらえるのは大きな利点です。

一方で、コンプレッサー交換などの部品交換や複雑な修理には対応できないことが多く、対応エリアも限られるため利用できるケースは限定的です。

また、出張費がかかる場合もあるため、必ずしも料金が安いとは限りません。

そのため出張修理業者は、「ディーラーや整備工場に車を持ち込む時間がない方」におすすめです。

自分でカーエアコンを修理するのは難しい

車のエアコンの修理は、フィルター交換のような簡単な作業を除き、DIYで行うのは難しいです。

特にエアコンガスの取り扱いについては、DIYで対応できないケースが多いです。

たとえば、コンプレッサーの交換を行う場合、合わせてエアコンガスも補充しますが、その際配管内に混入した空気を抜く、「真空引き」という専門的な作業が必要です。

真空引きは、専用の設備(真空ポンプなど)が必要になるので、この時点で素人が行うのは難しくなります。

また、正常に動作しているカーエアコンのガスホースを故意に外すのは法律に触れる可能性もあり、加えてエアコンガスが吹き出し周囲に危険を及ぼす恐れもあります。

こうした理由から、エアコンの修理を安易にDIYで行うのは望ましくなく、専門の業者に依頼するのが賢明です。

カーエアコンの修理費用がかさむなら買い替えを検討する

カーエアコンの修理費用が20万・30万円と高額になる場合は、修理だけでなく買い替えや売却も検討しましょう。

年式が古い車では、エアコン以外の部品も劣化しており、今後さらに修理費用がかかる可能性があります。

なお、リビルトパーツを使っての修理や、レバレートの安い整備工場に依頼するなどの方法である程度費用を抑えることもできる可能性もあります。

そのため、修理業者と買取業者両方から見積もりを取り、価格と車両の将来的な価値を比較して、検討することが大切です。

弊社タウは、エアコンが故障した車はもちろんのこと、不動車や事故車、水没車などさまざまな車両の買取を行っています。

故障車や事故車を再利用する体制を持っているため、状態の酷い車両であっても買取させて頂いております。

レッカー代や廃車手続き費用なども一切受け取っていませんので、お客様側に余計な費用が掛かることはありません。

ご相談やお見積りだけでも大歓迎ですので、故障車の売却をお考えであればぜひお気軽にご連絡ください。

岩淵 俊

中古車仕入業に20年以上携わり。これまでに10,000台を超える事故車・故障車の査定を担当。 趣味で古い車を所有し、整備や修理を行うなど、車に対する深い理解と実践的な経験も豊富。 長年の現場経験で培った確かな査定力と幅広い車両知識を活かし、愛車を納得して手放せるよう車に関する正しい情報と実践的なアドバイスをわかりやすく発信。

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