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車のへこみは放置NG!劣化・査定ダウンを防ぐ修理方法ガイド

車のへこみは放置しても大丈夫?修理したほうがいい?

車についたへこみ、見た目だけの問題だと思って放置していませんか?

実はわずかなへこみでも放置すると、サビや腐食が進んだり、売却時の査定額が下がったりするリスクがあります。

車のへこみ修理で大切なのは、「どの修理方法が安いか」だけで判断しないことです。

へこみの大きさや深さ、塗装状態、損傷した部位、今後その車に乗り続けるのか売却するのかによって、最適な対処法は変わります。

本記事では、「車のへこみ修理」に関する正しい判断と最適な対処法をわかりやすく解説します。

車のへこみは、状態によっては早めに対処した方が結果的に費用を抑えられることがあります。

まずは自分の車の損傷状態を正しく見極め、修理するべきか、費用を抑えて直せるのか、あるいは修理せず売却を検討すべきかを冷静に判断しましょう。

岩淵 俊

中古車仕入業に20年以上携わり。これまでに10,000台を超える事故車・故障車の査定を担当。 趣味で古い車を所有し、整備や修理を行うなど、車に対する深い理解と実践的な経験も豊富。 長年の現場経験で培った確かな査定力と幅広い車両知識を活かし、愛車を納得して手放せるよう車に関する正しい情報と実践的なアドバイスをわかりやすく発信。 ...続きを読む

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目次

車のへこみ修理の2つの方法と選び方

車のへこみ修理は、塗装剥がれのない小さく浅いへこみであれば「DIY修理」深いへこみや塗装剥がれがあるへこみは「修理業者」への依頼がおすすめです。

この章では、業者依頼とDIYのそれぞれの特徴や向いているケース、注意点を具体的に解説します。

あなたの予算や車の状態に合った最適な修理方法を選ぶための判断基準をしっかり押さえていきましょう。

DIY修理のメリット・デメリット

さっそくですが、DIY修理のメリット・デメリットについて確認していきましょう。

メリット デメリット
修理費用を安価に抑えられる へこみの大きさによっては重症化する
自分の都合に合わせて修理できる 塗装の仕上がりが不十分

DIY修理の大きなメリットは、業者に依頼するよりも修理費用を安く抑えられることです。

塗装が剥がれていない小さなへこみであれば、吸盤やプーラーなどの専用キットを使って、自分で補修できる場合があります。

また、業者へ車を持ち込む必要がないため、自分の都合に合わせて作業できる点もメリットです。

DIY修理に必要な道具は以下のとおりです。

車のへこみ修理をDIYする方法

一方で、DIY修理には失敗した場合のリスクがあります。

工具が不十分だったり、へこみを引っ張る力加減を間違えたりすると、状態が悪化してかえって修理費用が高くなる可能性があります。

特に、塗装の色合わせや塗膜のムラ、乾燥時間の管理は難易度が高い作業です。

プロと同じ設備や環境がない状態で作業すると、補修跡が目立ったり、仕上がりに差が出たりすることがあります。

また、風のある屋外や湿度の高い日に作業すると、塗装面にホコリが付着したり、乾燥不良が起きたりすることもあります。

DIY修理は、道具だけでなく作業環境も仕上がりに大きく影響します。

以上のことから、DIY修理は「塗装剥がれのない小さく浅いへこみ」に限って検討するのがおすすめです。

深いへこみや塗装剥がれがある場合、仕上がりや安全性に不安がある場合は、無理に自分で直さず修理業者に依頼しましょう。

業者依頼のメリット・デメリット

続いて業者に依頼する場合のメリット・デメリットを確認しましょう。

メリット デメリット
へこみの程度を問わず修理可能 修理費用が高い
修理後に不具合が出にくい 業者によって技術力に差がある

まず、車のへこみ修理を業者に依頼するメリットは、仕上がりの美しさと修理精度の高さです。

プロは専用工具や塗装技術を使って修理するため、へこみのあるパーツを元の状態に近づけやすくなります。

また作業ミスや塗装のムラといったリスクも低く、車の見た目や安全性、将来の査定額への影響を抑えやすい点もメリットです。

一方で、費用はDIYよりも高くなるため、へこみの状態や予算に合った業者を選ぶことが大切です。

どの業者に依頼するべきかの判断基準は、「修理業者の特徴と選び方」で解説しています。

車のへこみ修理費用の相場

車のへこみ修理は、損傷の大きさ・発生した部位・修理方法によって修理費用が大きく変わります。

小さなへこみなら数千円で済むこともありますが、広範囲の損傷では10万円を超える場合もあります。

この章では「大きさ別」「部位別」に修理費用の目安を紹介しつつ、DIYと業者依頼の金額差やコストに影響する要因もあわせて整理します。

まずはサイズによる金額の違いを確認しましょう。

へこみの大きさ別費用目安

車のへこみは5cm以下の小さなへこみであっても、最低1万円程度かかります。

へこみの大きさが5cmを超えるものや深さによっては、へこみを戻した後に再塗装が必要になるので、費用が一気に高額になります。

そのため、サイズごとの相場を確認し、あなたに最適な修理方法を選択しましょう。

へこみの大きさ別の修理費用目安は以下のとおりです。

へこみのサイズ 修理費用目安 主な修理方法
5cm以下(こぶし大) 1万~3万円 デントリペア
20cm以下(手のひらサイズ) 3万~8万円 デントリペア、板金塗装
20cm以上(A4サイズ) 5万~15万円 板金塗装、部品交換

へこみの大きさだけでなく深さや形状も修理可否に影響します。

たとえ5cm以内でも、深く鋭いへこみであればDIYでは対応できず、板金塗装が必要になることもあります。

また、へこみができた場所によってもDIYの難易度は変わります。

たとえばドアやフェンダーなど比較的平坦な面は対応しやすいですが、バンパーやルーフなどの曲面は難しく、無理に直そうとすると状態を悪化させる恐れもあります。

さらに、修理に必要な工具や技術もサイズによって異なります。

そのため、事前に見積もりを取り、自分の車と損傷状態に合った方法を選ぶことが大切です。

続いては、「どの部位がへこんでいるか」によって費用がどう変わるのかを解説します。

へこみの部位べつ費用目安

車のへこみは、発生した部位によって修理費用が変わります。

形状がシンプルなバンパーは比較的安価で済みますが、曲線が多いルーフやトランクでは修理が難しく、費用が高くなる傾向があります。

さらに部品の材質や取り外しのしやすさによっても、DIYで直せるかどうかが変わります。

ここでは、部位別に修理費用とDIY対応の可否を一覧で整理します。

部位ごとの修理費用目安は以下のとおりです。

部位 業者修理費用目安 DIYに必要な工具代(目安) DIYの難易度 備考
ドア 2.5万〜6.6万円 3千~8千円(初期投資) 中〜高 色ムラが起きやすい
ボンネット 3万〜8万円 4千~9千円(初期投資) へこみが戻りにくい
バンパー 1.4万〜4.5万円 2千~6千円(初期投資) 低〜中 比較的DIYで直しやすい
ルーフ 3.9万〜8.1万円 推奨しない 非対応〜高 天井の形状的に板金が困難
トランク 3.4万〜7.1万円 3千~8千円(初期投資) 中〜高 ズレやゆがみが発生しやすい
サイドパネル 3万〜6万円 3千~8千円(初期投資) 見た目に影響しやすい

バンパーや一部のサイドパネルはDIYでも対応しやすい部位ですが、ルーフやボンネットは素材や構造の影響で難易度が高くなります

さらに、修理後の見た目や安全性を保つには、色合わせや板金技術が必要な部位が多く、慎重な判断が求められます。

特に輸入車や特殊な塗装が施されている車は、部品代や塗装コストが高額になる可能性があるため、複数の業者から相見積もりを取り、納得できる内容を選ぶことが大切です。

費用だけでなく、仕上がりや保証内容も比較検討し、自分のニーズに合った選択をしましょう。

次の章では、へこみを放置しても問題ないのか、修理が必要なへこみとはどんなものかを見極める判断ポイントをご紹介します。

車の修理費用に関して詳しくは下記の記事をご確認ください。

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修理すべきか迷ったときの判断基準

車のへこみを修理すべきか迷ったときは、下記を基準に判断しましょう。

車のへこみを放置すると、損傷の部位や程度によっては、安全性や資産価値を下げる要因になります。

特に塗装剥がれやフレーム付近のへこみは早めの修理が必要です。

ここでは安全性と査定への影響の観点から、修理の必要性を見極めるためのポイントを、安全性・劣化リスク・査定への影響の観点から解説します。

次に紹介する2つの観点から、あなたの車の状態に合った対応を検討してみてください。

大きさ・位置による安全性と劣化リスク

へこみが小さくても、塗装剥がれやサビがある場合は放置すると、車の安全性や寿命に大きな悪影響を与えます。

なぜなら、露出した下地に雨水が入り込んでサビや腐食が進行し、最悪の場合ボディに穴が空くからです。

では、へこみを修理するべきかどうかの判断基準について下記で確認しておきましょう。

判定基準 修理要否 修理しない場合のリスク
塗装はげやサビがないへこみ 5cm以下は急ぎでなくてもよい 雨サビのリスクは比較的低いが、査定には影響する可能性あり
塗装剥がれ・下地露出がある 早めに修理推奨 雨が侵入してサビや腐食が進行する
サビが出ている 修理推奨 ボディの穴や部品故障につながる
バンパー・センサー周辺の損傷 点検推奨 内部部品や安全装備に影響する可能性あり
ドア・ボンネット・トランクの開閉不良 修理必須 走行中の危険や車検上の問題につながる可能性

たとえば、駐車場でドアを軽くぶつけてできた浅いこすり傷であれば、すぐに修理せず様子を見てもよいでしょう。ただし、洗車時や雨の日のあとにサビが出ていないかは定期的に確認が必要です。

一方で、縁石やポールにぶつけてバンパー周辺やバックがへこんだ場合は、衝突時の安全性低下やセンサーの誤作動につながる可能性があるため、早めの点検・修理をおすすめします。

また、ルーフやトランク、ドア下部など雨水がたまりやすい場所に塗装剥がれを伴うへこみができた場合は、修理必須と考えましょう

放置するとサビや腐食が進行し、最終的にボディに穴が空いたり、修理費用が高額になったりするおそれがあります。

このように、「今すぐ直すべきか」「様子を見ていいか」の線引きは、損傷場所・へこみ部分周辺の状態・車の利用目的の3軸で考えるのがコツです。

特にフレームやセンサー・電装系にかかる損傷は、放置してしまうと事故や故障につながる可能性が高いため、なるべく早めに修理を検討するのが安心です。

大切な車を長く、安全に使い続けるためにも、へこみを見つけた時点で一度冷静に状態をチェックしておきましょう。

次の章では「査定への影響」に焦点を当て、へこみを放置した場合にどれだけ車の価値が下がるのかを解説します。

車のへこみが査定額に与える影響

車を売却する可能性があるなら、へこみの有無は査定額に直結します。

わずかなへこみでも「外装不良」として減点対象となり、買取価格が下がることがあります。

さらに、修理の有無やその内容まで評価対象になるため、放置と修理のどちらが得かを冷静に判断する必要があります。

まずは、へこみの大きさや修理歴の有無による査定額の減額幅を、一覧で見てみましょう。

損傷の程度 減額の傾向
小さなへこみ(5cm未満) 数千円~1万円の減額
中程度のへこみ(5〜15cm程度) 数万円単位での減額
目立つへこみ+塗装剥がれ 5万〜10万円以上の減額になることも
修理歴がある車(板金・塗装) 板金・塗装の仕上がりが悪い場合は減額対象の可能性
骨格部位の交換歴あり 修復歴と見なされ大幅に減額される可能性

前述したとおり、査定では内外装の傷や汚れはもちろん、修理した履歴まで細かくチェックされるのが一般的です。

特に、質の悪い修理を行った痕がある車や車の骨格(フレーム)にあたる箇所を修理・交換している車は、安全性に問題があるとして査定時に大幅な減額をうけます。

そのため、「とりあえず直しておけば査定で有利になるだろう」と安易に考えず、将来の売却も見据えて判断するようにしましょう。

次章ではその判断に役立つ、業者選びの具体的なポイントを解説します。

価格と技術、保証のバランスを見極めるコツを知りたい方は必見です。

修理業者の特徴と選び方

業者ごとの特徴と費用の違いをまとめると以下のようになります。

業者の種類 特徴 費用相場 向いている人
ディーラー 純正部品を使った高品質な修理ができる 高め(5万円~) 新車や高級車を所有している人
修理工場 修理内容や予算に合わせて柔軟に対応できる 中程度(3万円~) コストと仕上がりを両立したい人
カー用品店 予約しやすく、軽度な修理を依頼しやすい 安め(2万円~) 小傷や軽いへこみを手軽に直したい人

業者ごとに得意分野やサービス内容が異なるため、それぞれの違いを理解して選ぶことが大切です。

まずディーラーは、純正部品を使った修理やメーカー基準に沿った対応が期待できるため、新車や高級車を所有している人に向いています。

仕上がりや安心感を重視したい場合には有力な選択肢ですが、工賃や中間マージンがかかりやすく、費用は高めになりがちです。

ディーラーでの修理を検討されている方は、下記の記事を合わせてご確認ください。

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続いて修理工場は、費用と仕上がりのバランスを重視したい人に向いています。

へこみの程度や予算に合わせて、修理範囲や部品の選び方を柔軟に相談できる場合があります。

最後にカー用品店は、軽度なへこみや小傷を手軽に直したい人に向いています。

店舗数が多く予約しやすい点がメリットですが、深いへこみや塗装剥がれ、広範囲の板金修理には対応できない場合があります。

なお、修理工場やカー用品店は、ディーラーに比べて店舗ごとの技術力や修理品質に差があります。

依頼する際は以下の点を確認しておきましょう。

  • 修理実績やビフォーアフター画像が見られるか
  • 見積もりが明瞭で、追加費用の説明があるか
  • 専門用語を使わず、分かりやすく説明してくれるか
  • 口コミや評価が安定して高いか
  • 保証の有無と内容が明記されているか

これらのポイントを事前にチェックすることで、費用と仕上がりのバランスが取れた、納得のいく修理業者を見つけやすくなります。

車のへこみ修理を安くする方法

車のへこみ修理を抑える方法として、最もおすすめなのは相見積もりを取ることです。

ここでは下記3つの方法を比較し、なぜ相見積もりが推奨されるのかを解説します。

車の状態に合わない選択を取ると、かえって大きな損失につながる可能性があるため、費用だけに目を向けず、それぞれに潜むリスクを理解することが重要です。

方法 メリット デメリット
DIY修理 工具代のみで済み、修理費用を抑えられる 失敗のリスクが高く、塗装を傷つける可能性あり
自動車保険を使う 高額修理も対応可能で安心 等級ダウンや免責で結果的に割高になる可能性あり
相見積もりを取る 無駄な出費を防ぎ、最適な価格がわかる 業者選定に手間がかかる

まず、デントリペアキットを用いたDIY修理は、へこみが小さく浅い場合に限定して有効です。

※デントリペアとは、塗装を塗り直さずに専用工具でへこみを押し出したり引き出したりする修理方法です。

なお、傷が深く塗装が剥がれている状態や歪みが生じている場合は、DIYで修理しようとするとかえって状態が悪化し、修理費用が高くなる危険があります。

続いて車両保険を活用する方法ですが、事故内容によっては翌年以降の等級が下がり、保険料が上がる可能性があります。

免責金額と保険料アップ分を含めて、「保険を使った方が得か」を修理前に確認しましょう。

一方、相見積もりは、不要な追加費用や過剰修理を避けられ、結果的にコスト削減につながります。

修理業者によって料金体系は大きく異なるため、必ず複数社で見積もりを取ることをおすすめします。

なお、単に総額だけを比べるのではなく、作業内容や補償内容の有無なども確認しましょう。

同じへこみ修理でも、修理の工程によって費用も仕上がりも大きく変わります。

まとめ|自分に最適なへこみ修理の選び方

車のへこみは、単なる見た目の問題にとどまらず、劣化の進行や売却時の査定価格にも大きな影響を与える可能性があります。

だからこそ、自分の車の状態や目的に応じて、適切な修理方法を選ぶことが重要です。

この記事では、修理を検討するうえで押さえるべきポイントを幅広く解説してきました。

以下の要点を参考に、納得できる方法を選びましょう。

  • 見た目だけでなく、安全性や劣化リスクから修理の必要性を判断する
  • 査定価格に与える影響を考え、将来の売却も見据えた対応が重要
  • 修理方法(DIY・業者・保険活用)ごとのメリットとリスクを比較する
  • 修理業者は費用・技術・信頼性のバランスを見極めて選ぶ

車の状態や修理の目的によって、最適な選択肢は変わります。

焦って決めるのではなく、この記事の情報をもとに冷静に比較・検討することで、失敗のない修理につながります。

安心して車に乗り続けるためにも、今できるベストな判断をしていきましょう。

なお、「修理費用が高くつきそう」「売却を考えてもいいかもしれない」と感じられた方は、事故車買取のタウにご相談ください。

タウでは、事故車や故障車など修理の必要がある車でも買取可能です。

WEBまたはお電話にて無料査定を受け付けておりますので、お車の市場価値が気になる方は、お気軽にお問い合わせください。

岩淵 俊

中古車仕入業に20年以上携わり。これまでに10,000台を超える事故車・故障車の査定を担当。 趣味で古い車を所有し、整備や修理を行うなど、車に対する深い理解と実践的な経験も豊富。 長年の現場経験で培った確かな査定力と幅広い車両知識を活かし、愛車を納得して手放せるよう車に関する正しい情報と実践的なアドバイスをわかりやすく発信。

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