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事故車の買取相場はどれぐらい?高く売るコツや相場を調べる方法

「事故車を売って新しい車を買いたいけど、思ったより下取り価格が安かった」という経験はありませんか? そんなときは査定のシミュレーションを行い、複数の業者から見積もりを取ってみましょう。たとえ事故車であったとしても、どうせなら少しでも高く売りたいものです。事故車の買取相場の調べ方や高く売るコツなどを知っておけば、1円でも高く事故車を買取ってもらえるかもしれません。

 

事故車を高く売却するコツ

 

事故車の売却先として思い浮かぶ選択肢に、中古車買取店やディーラーなどがあります。事故車を下取りに出す決意をし、いざ査定をしてもらったものの、想像していた以上に下取り金額が低い場合もあるでしょう。そういった事態に対処するためにも、事故車を高く売却するコツを知っておきましょう。

 

目次

「事故車専門買取業者」に売って、新車の購入資金に

中古車買取店やディーラーなら安心して任せられると考え、事故車を下取りしてもらう相談をしたとします。

 

しかし、多くの中古車買取店やディーラーは事故車を再販するルートを持っていないため、高価買取は期待できないケースが一般的です。車の売却においては、「下取り」よりも「買取」のほうがお得だといわれています。事故車を売却したお金を新しい車の購入資金にしたいなら、「事故車専門買取業者」に買取してもらうほうが得策です。事故車を専門に扱っている業者なので、納得のいく金額で車を売ることができるでしょう。

 

専門業者は海外に豊富な流通ネットワークを持っており、日本では売れにくい事故車も海外で販売することができます。また、走行が不可能な事故車でもパーツ自体の価値を見極めて査定してくれるので、処分費用をかけずに高価買取が実現しやすくなります。新車購入に充てることができる現金をより多く手にできるチャンスがあるので、売却するなら事故車専門買取業者に相談しましょう。

 

「事故車」の本当の意味を知っていますか?

ここで「事故車」の定義を整理しておきましょう。「事故車=事故を起こした車」として扱われる場合もありますが、正しくは、「事故車=修復歴のある車」です。事故やその他の要因によって損傷を発生させ、特定の部位を修復した車を「事故車(修復歴車)」と呼びます。これは自動車公正取引協議会などによって定義されています。

 

ちなみに特定の部位(事故車の対象となるパーツ)にも決まりがあり、主に車のフレーム部分です。クロスメンバーやルーフ、リヤフロア、ラジエータコアサポートなどの計8箇所が対象となります。パーツの詳細は、「“事故車”の意味って?事故車の定義や税の返金について解説」の記事をご覧ください。

 

事故車じゃないのに査定額が下がるケースがある

事故車扱いを受けるのは、特定の部位を損傷し修復した場合のみです。ということは、対象となる箇所でなければ損傷を受けたとしても「事故車(修復歴車)」にはなりません。

 

例えば、ドアのキズやへこみです。ドアは事故車扱いを受けるパーツではないため、損壊があったとしても事故車にはなりません。にもかかわらず、事故車と査定してわざと安く買取ろうとする悪意のある業者もいます。そういう業者に足元を見られないようにするためには、正しい知識を持つことが一番の近道です。

 

車を保管しているだけでも事故車扱いになるケースがある

たとえ事故を起こしていなくても、ほとんど乗っていないと事故車として扱われるケースがあります。それは、車を保管している地域の環境に影響します。車の劣化や損傷は、自然環境によってもたらされることがあります。

 

例えば、お住まいの地域が海沿いのエリアだった場合です。金属にとって塩害は大敵。海に近い場所では塩分を含んだ風が車の塗装に悪影響を与え、サビなどの劣化を発生させます。こういった地域に長く車を置いているとサビが蓄積され、「事故車」の定義に当てはまってしまう可能性があります。

 

お住まいの地域が車の保管に適さない環境である場合は、洗車などのメンテナンスをこまめに行いましょう。汚れの残りがないよう、くまなく丁寧に洗い流すことが大切です。

 

「タウ」の査定シミュレーターで一発検索!

 

事故車専門買取業者へ売却の相談をしたいと思ったら、まずは買取相場がどれくらいなのかを調べてみましょう。事故車専門買取業者のタウでは、「事故車売却シミュレーター」をWebサイトで公開しています。直接買取を依頼する前に自分で調べることができるので、ぜひ試してみてください。

 

売却相場がすぐわかるタウのシミュレーター

タウの「事故車売却シミュレーター」は、以下の情報を入れることで売却相場がわかる仕組みになっています。

 

  • ・メーカー
  • ・車種
  • ・年式
  • ・型式
  • ・グレード
  • ・走行距離

 

車両情報だけでなく「損傷情報」も選択できるため、よりわかりやすいシミュレーションが可能です。損害情報の基準は以下の6つの程度に分けられます。

 

程度 状態 修理見積もり
レベル1 車体の一部が損傷している 39万円以下
レベル2 車体の複数箇所が損傷している 40~79万円
レベル3 車体の損傷に加え、エンジンや足回りが損傷している 80~119万円
レベル4 車体やエンジンの損傷に加え、エアバッグが開いている 120~159万円
レベル5 車体が修理不能なほど損傷している 160~199万円
レベル6 車体の大部分が修理不能なほど損傷している 200万円以上

 

また、「水害車売却シミュレーター」もあります。同じくメーカーや車種、走行距離などの車両情報を選択したら、損傷情報を選ぶことで査定額が表示されます。

 

水害車両の損傷情報は水位やエンジンの状態によって、以下6つの程度に分けられます。

 

程度 水位 エンジン
レベル1 フロア上まで浸水している 始動する
レベル2 フロア上まで浸水している 始動しない
レベル3 シート上まで浸水している 始動する
レベル4 シート上まで浸水している 始動しない
レベル5 ハンドル上まで浸水している
レベル6 屋根まで浸水している

 

正確な買取金額は実際の車を査定してもらうとわかりますが、ひとつの指標としてシミュレーターでチェックしてみる価値はあります。

 

事故車は30万円~40万円の減額になる

事故車であっても業者選びを慎重に行えば、買取ってもらえる可能性はあります。ただし、査定額に影響が出るのは避けられないと思ってください。事故車と定義されるパーツの損傷は、車にとってとても大切な箇所だからです。

 

どんなにキレイに修復されていたとしても、乗り続けていると異音が発生したり、ゆがみが大きくなったり、事故歴のない車に比べると劣化のスピードが早かったりします。現時点で異常がなかったとしても、「いつ何が起こるかわならない」というリスクを抱えた事故車は、事故車でない車と比べて30万円~40万円の減額になるケースがあります。

 

1円でも高く売りたい方は複数の業者で見積もりを取ろう

 

タウの査定シミュレーションは簡単で便利なのですが、算出するのはあくまでも相場の目安になります。売却先の業者によって特徴や得意としている分野があり、車の状態によっては高く買取ってもらえるケースがあります。

 

そのため、1円でも高く売りたい場合は複数の業者から見積もりを取って比較検討しましょう。見積もりは無料で行っている業者が多いので、ぜひ依頼してみてください。

 

見積もり請求時には「修復歴」があることを必ず伝えよう

1円でも高く売りたいという思いが先行してしまうと、都合の悪いことを隠したくなるもの。しかし、修復歴がある事故車であることは必ず買取業者に伝えなければなりません。伝えなかった場合には、契約解除を申し立てられたり、損害賠償を請求されたりする可能性もあります。

 

査定額に自動車税が含まれているか確認しよう

査定額には残存期間分の自動車税が上乗せされていることが一般的です。ただし、自動車税を上乗せしなければならないという義務はないため、必ず確認しましょう。自動車税は4月1日~翌3月31日分を納めているので、期間の初期のほうであれば返ってくる金額も多くなります。

 

まとめ

事故車は市場価値が下がってしまっているため、下取りに出しても思ったような金額にならないことがあります。事故歴のない車に比べて査定額が低いのは仕方のないことですが、業者選びを工夫すれば「少しでも高く売る」は実現できます。

 

事故車買取専門店は事故車をメインに買取をしているので、中古車買取業者やディーラーよりも高く査定してもらえる場合があります。事故車の相場額や高く売るコツを知り、納得の取引を行いましょう。

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