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3等級ダウン事故を起こしたら保険料はいくら上がる?自動車保険の等級割引率表も紹介!

「3等級ダウン事故を起こしてしまったけど、保険料はどのくらい上がる?」
「等級ごとの保険料ってどのくらい?」

このような疑問に答える記事です。

事故を起こしてしまった場合、保険料はどのくらい上がるのか気になりますよね。
今回は3等級ダウン事故をはじめ1等級ダウン事故やノーカウントダウン事故についてもどのくらい保険料が上がるのか紹介していきます。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

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目次

3等級ダウン事故で保険料はどれくらい上がる?

結論からいうと3等級ダウン事故を起こすと保険料は約1.5倍ほど高くなります。
※保険料や等級によって異なります。

実際に現在の保険料が7万円で現在の等級が10等級で3等級事故を起こした場合、次年度の保険料は下記のようになります。

等級 保険料(イメージ)
次年度 事故あり7等級 111,000円
2年後 事故あり8等級 110,000円
3年後 事故あり9等級 106,000円

参考:ソニー損保・概要保険料

7万円の保険料が3等級事故を起こしてしまうと約11万円になってしまいます。

3年間事故ありの等級になってしまう理由は後半で説明していきます。

上記の保険料はソニー損保の保険料シミュレーションを使用して算出した保険料になるので詳しい保険料を知りたい方は自身が契約している保険会社に問い合わせてみるのが確実でしょう。

3等級ダウン事故はどのような場合が当てはまる?

実際に3等級ダウン事故はどのような場合が当てはまるのでしょうか?
その他にも1等級ダウン事故や6等級ダウン事故、ノーカウント事故についても紹介していきます。

3等級ダウン事故

まずは車両保険を使用した場合の中で、等級が最も下がる「3等級ダウン事故」です。

3等級ダウン事故とは、車両保険を使用することで翌年の等級が3つ下がる等級ダウン事故のことを意味します。

等級が下がるイメージとしては、現在20等級の割引率の方の場合、翌年の等級が17等級になります。

等級が下がると保険料の割引率が低くなり、翌年の保険料が大幅に上がってしまいます。

そのため、3等級ダウン事故で車両保険を使用する場合には、翌年の保険料を確認した上で、保険使用を検討しましょう。

3等級ダウン事故の事故内容としては、具体的に以下のケースが考えられます。

  • 他人の車との衝突により、自分の車を修理する場合
  • 電柱にぶつかり、自分の車を修理する場合
  • 当て逃げに遭い、自分の車両保険を使って修理する場合
  • 他の車の事故
  • 他のバイクや原付との事故
  • 自転車との事故
  • 単独事故
  • 当て逃げ損害事故
  • 車両が全損になり、車両新価特約を使用する事故

保険の等級は1つの事故において、最大3等級までしか等級が下がりません。

ただしそれは、1つの保険事故内で起こった複数の事故が、連鎖的に引き起こされたと判断された場合のみです。

連鎖的な事故ではないケースの場合、具体的には相手の車を何台もぶつけながら走行した場合、ぶつかった1台1台毎に1つの事故としてカウントされ、「3等級カウント事故×ぶつけた件数」分の等級が下がるので注意しましょう。

また損害事故で保険を使用した場合には、等級が下がるだけでなく「事故有係数」というペナルティが適用され保険料の割引率が下がってしまいます。

「事故有係数」の適用期間を含めた割引率に関しては、後ほど詳しく説明いたします。

1等級ダウン事故

「1等級ダウン事故」は、車両保険を使用したことにより、翌年の保険料が1等級下がる事故のことを意味します。

3等級ダウン事故のように翌年の保険料と等級が大幅に下がる訳ではありませんが、使用する場合には注意が必要です。

1等級ダウン事故の具体的な事故ケースについては以下の通りです。

  • フロントガラスのヒビや割れに対する損害事故
  • 落書き事故
  • 車が故障した場合の事故(※特約によります)

1等級ダウン事故は、毎年自動車保険の満期更新がある保険では、翌年の保険料が下がります。

しかし、ディーラーや大手自動車保険代理店が提供している「長期保険」で契約している場合、保険事故のタイミングによっては等級が下がりません。

長期保険とは、自動車保険の契約を1年ごとの期間ではなく、2年もしくは3年の期間で契約する方法です。

長期保険に加入した場合、万が一損害事故で保険を使用しても、契約期間中は保険の等級が下がらないメリットがあります。

保険会社や代理店、保険の契約期間は人それぞれ異なります。

そのため、自分の等級や事故リスクを考慮して、契約方法を検討してみることをおすすめします。

自分がどんな保険に加入しているのか、少しでも気になった方は一度、契約内容を保険証券をみて確認してみましょう。

6等級ダウン事故

厳密にいうと6等級ダウン事故は1回の事故で起きません
前述したように1回の事故では最大で3等級までしか下がらないからです。

では、6等級ダウンする事故とはどのような場合なのでしょうか。

6等級ダウン事故は1日に2回事故して2回保険を使った場合に適用されます。

例えば、事故が起きた時に他の人の家にぶつかって、後ろから来た他の人の車に追突してしまった場合。
自分の車と家の外壁を直すために保険を1回使用、追突してしまった車を直すために保険を1回使用すると、1日に2回保険を使用していますよね。

上記のような状況が6等級ダウン事故となってしまいます。

つまり3等級ダウン事故が1日に2回起こったから6等級ダウンしたようにみえるということです。

ノーカウント事故

最後に「ノーカウント事故」ですが、これは保険を使用しても翌年の保険料と等級に変化がない事故を意味します。

ノーカウント事故の条件としては、以下4つの内容が考えられます。

  • 車両保険の応急処置費用、運搬費用、引き取り費用のみの保険料を賄う場合
  • 相手が10:0で悪い事故の場合で車両無過失特約を結んでいた場合
  • 代車費用特約を使用した場合
  • 弁護士費用特約を使用した場合

ノーカウント事故の具体例としては、上記でも記載した通り、車のレッカーサービスやロードサービスのみを使用した場合などです。

他にも相手がいる事故に対して、自分に過失割合が付かない事故や車両無過失事故が付帯していた場合に「ノーカウント事故扱い」になります。

車両無過失事故とは、自分に過失割合がない「もらい事故」で、相手の車両が確認できたことを条件に、自分の車両保険を適用しても等級が下がらない特約です。

損害事故に対して代車を借りられる「代車費用特約」や弁護士を雇える「弁護士費用特約」を使用しても、翌年の保険料や等級に変化はありません。

損害事故に対して、どのような事故で等級が下がるのかを理解しておきましょう。

3等級ダウン事故で保険料が上がる理由

事故で保険を使用した場合は等級が下がり保険料が上がってしまいます。

等級が下がると保険料が上がるのはどうしてでしょうか?

まず車両保険は事故を起こすリスクによって等級が決められています。
事故を起こすリスクが少ない場合は等級が上がり、保険料も安くなります。
逆に事故を起こすリスクが高いと判断された場合は等級が下がり、保険料が高くなります。

1度、事故を起こしてしまうと、これから事故を起こす可能性が高いと判断され等級が下がります。
(ノーカウント事故のように等級が下がらない事故もあります。)

また1等級・3等級ダウン事故を起こすと事故有係数が適用され、さらに保険料が高くなります

事故有係数が適用されると保険料は上がる!

事故有係数とは事故歴に応じて適用される割引率になります。
事故有係数があると割引率は低くなるので、保険料が上がります。

3等級ダウン事故と1等級ダウン事故で適用される事故有係数は以下のようになります。

事故有係数の適用期間
3等級ダウン事故 3年
1等級ダウン事故 1年

つまり、3等級ダウン事故を起こすと3年間、1等級事故を起こすと1年間、保険料が上がります。

事故有係数期間は等級が下がるだけではなく保険料が上がるので注意しましょう。

自動車保険の等級における割増引率早見表

自動車保険の等級による割増引率の早見表は以下の表を参考にしてください。
保険割引率早見表
先ほどお伝えした通り、一般的に自動車保険の等級は6等級からスタートし、保険の利用の有無によって一年に一度上下します。

上記割増引率を確認すると、等級が高いほど保険料の割引が適用されていることが分かります。

逆に等級が低い方は割引率が低いもしくは割増が大きいことも理解できるでしょう。

逆に等級が低い方は割引率が低いもしくは割増が大きいことも理解できるでしょう。

ちなみに以下で示したのは、20等級の方が3等級ダウン事故、1等級ダウン事故を起こしてしまった際の保険料の増額についての参考値を算出したものです。

【3等級ダウン事故】 【1等級ダウン事故】
20等級 +30,000円〜+50,000円
(割引率63%→44%)
+15,000円〜+30,000円
(割引率63%→50%)
19等級 +32,000円〜52,000円
(割引率57%→32%)
+17,000円〜32,000円
(割引率57%→46%)

ただし、 契約者ごとの等級や保険内容、対象車種によって保険料が違いますので、正確な保険料の増額金額ではありませんので、正確な数値が知りたい方はご自身の加入する保険会社に問い合わせることをお勧めします。

事故後の保険料は契約している保険会社へ!

実際の保険料が気になる方は契約している保険会社へ連絡してみましょう。
下記では大手保険会社9社の連絡先を記載しています。

  • ソニー損保(0120-919-928)
  • 損保ジャパン(0120-256-110)
  • 三井住友海上(0120-560-579)
  • あいおいニッセイ同和(0120-101-101)
  • セゾン自動車火災(0120-163-037)
  • 東京海上日動(0120-330-110)
  • イーデザイン損保(0120-098-040)
  • アクサダイレクト(0120-945-068)
  • チューリッヒ保険(0120-860-234)

※受付時間は保険会社によって異なります。

3等級ダウン事故を起こした時に保険を使うかの判断基準

3等級ダウン事故を起こしてしまったときに保険を使用するか、使用しないのかどのように決めるのが良いのでしょうか?

  • 損害額と保険料の増額分のどちらが大きいのか
  • 保険を使った後の等級がいくつになるのか

保険の知見がない方は、どんな事故でも保険を使用して修理すれば良いと考えやすいでしょう。

しかし、保険は使用する判断基準があり、どんな損害事故や修理箇所、金額によって保険適用か適用しないのかを判断する必要があります。

それぞれ詳しく解説します。

損害額と保険料の増額分のどちらが大きいか

事故に対する損害額と保険料の増額分のどちらが大きいのかは、保険を使用する1つの判断基準になります。

車両事故に対して損害額が少ないにも関わらず、保険を使用すると、損害額よりも翌年の保険料が大幅に増額してしまいます。

車両保険は万が一の事故で保険を使うために加入するものですが、全てのケースで使うものではありません。

もし車両事故を起こし、保険を使用する場合には「損害額」と「総額する保険料」の両者を比較した上で、どちらを選択するのか判断しましょう。

保険を使ったあとの等級がいくつになるか

保険を使用した後の等級が何等級になるのかも確認しておきましょう。

損害事故により「1等級ダウン事故」と「3等級ダウン事故」では、翌年の等級の下がり幅が異なります。

また、損害内容によって等級ダウン事故にカウントされる種類も複雑なため、保険会社に等級の下がり幅を確認しましょう。

保険を使用した場合、どのくらい保険料が上がるのかを理解することで、保険使用と保険を使用しないのどちらかを正しく判断できます。

車両保険は1年に1等級ずつしか上がらない

車両保険は、1年に1等級ずつしか等級が上がりません。

下がった等級も、1年に1等級ずつしか上がらない仕組みになっており、前述の事故有係数適用期間が減るのも1年に1回です。

具体的には「17等級事故有3年」の方が1年間無事故の場合、翌年の等級が「18等級事故有2年」になる計算方法です。

仮に3等級ダウン事故を起こした場合、今の等級に戻るまでには最低でも3年は無事故でなければいけません。

保険に新規加入した場合、保険料の割引率が最も大きい20等級になるまでには、最短でも14年間の期間が必要です。

つまり、最短で6S等級から20等級に等級を上げるためには、14年間損害事故で保険を使用せずに積み上げていく必要があります。

保険会社を変えても等級は引き継がれる

自動車保険の保険会社を切り替えた場合でも、等級や事故の情報は保険会社で共有されるため、下がった等級で保険料を支払うことになります。

保険を使用せずに保険会社だけを切り替えた場合、現状の等級を引き継ぎつつ、新しい保険会社で保険に加入する形になることも覚えておきましょう。

保険会社によって、保険内容や特約、保険料が異なります。

保険会社を切り替えしたことで、年間の保険料が割安になるケースも考えられるでしょう。

車の乗り方やライフスタイルは、人によって年々変化が必ずあります。

そのため、現状の保険内容が自分にふさわしいものになっているのかも、今一度確認しておきましょう。

現在の保険を見直してみるだけでも、自分では気がつかなかった保険の重複や内容間違いが判明する可能性があります。

車両保険を使わず車を手放すという選択肢も

損害事故により「修理費用が保険料を超えてしまう」場合や「許容範囲外まで等級が下がってしまう」場合には、車を手放すという選択肢も1つの手段です。

次項で解説する等級の引き継ぎが可能な「車両入替」や「保険中断」を利用すれば、次の車を仮に所有する場合でも、現在の等級を引き継ぐことができる特徴があります。

保険を引き継ぐ場合、保険料が大幅に上がることはありません。

故障車・事故車買取専門店のタウでは修理していない状態の車を高価買取しております。

保険料を上げることなく、お金を手に入れられるチャンスです。

車を手放す場合、今後もし車を再び所有する予定が少しでもある方は「中断証明書」の発行を忘れずに行いましょう。

車を手放すときの保険の扱い方3つ

車を手放す時の保険の扱い方は3つあります。

  • 車両入替
  • 保険中断
  • 保険解約

それぞれ保険の扱い方が異なるため、自分の条件と車の状況に合わせて選択することが重要です。

それぞれの保険の扱い方を詳しく解説します。

新しい車を買うなら車両入替

保険の扱い方1つ目は「車両入替」です。

車両入替とは、自動車保険の中で車両部分の情報だけを入れ替えする方法です。

保険会社は変わらず、車種や車両保険の内容だけを変更する扱い方になります。

車両入れ替えが可能な条件としては、車の「所有者」と「用途車種」が車両入替の条件に該当することです。

ローンで車を購入した場合、所有者の欄はクレジット会社になり、使用者の欄に保険契約者もしくは、車を主に運転する「記名被保険者」を記載します。

車両入替を行う際には、現状の車両保険がどのような内容になっているのかを一度確認した上で、入れ替えする内容を考えましょう。

特に新車への車両入れ替え時には「新車割引」や「車両新価特約」など、車両保険で必要になる特約や割引があります。

金額面にだけ意識するのではなく、補償内容の充実度も万が一の事故に備えて準備しておくことも重要です。

10年以内に車に乗るなら中断

車を手放す方で、10年以内に車に乗る予定の方は「保険中断」の手続きを行いましょう。

実際には保険中断の手続きを行い「中断証明書」を発行する必要があります。

中断証明書を一定期間以内に行わなければ、今まで積み上げてきた等級を引き継げません。

新たに保険に加入する場合には、6S等級から契約する必要があります。

中断証明書を発行できる条件は以下の通りです。

  • 中断する時点での等級が7等級以上である
  • 保険契約の解約日あるいは満期日から13カ月以内に申請している
  • 廃車や売却(譲渡)の手続きが完了しているか、盗難・災害・車検切れなどの理由で契約車両がすでに手元にない状態であること

中断証明書が発行できる期間は、解約手続きを実施してから「13ヶ月以内」です。

もし新たに車を所有する可能性がある方は、必ず中断証明書の発行を行いましょう。

今の等級を継続して使用するかしないかによって年間保険料に大きな差が出ます。

生涯車に乗らない場合は解約

今後一生涯、車に乗らない方は「保険解約」の手続きを行いましょう。

中断証明書を発行せずに一定期間経過すると、契約していた保険は完全にリセットされて白紙に戻ってしまいます。

新たに任意保険に加入することになった場合、保険会社との契約は6S等級で加入する形になります。

保険を解約するリスクを十分に理解した上で、保険解約の手続きを行いましょう。

まとめ

任意保険は万が一の事故に備えて補償内容を手厚くするものです。

人によっては「加入する意味がない」と考える方もいるかもしれませんが、相手だけではなく「自分を守る」ためにも必ず加入してほしいものになります。

その中でも車両保険に加入していれば、盗難や自分に過失割合がない事故などでも、自分の持ち出し金を最小限に抑えた上で、車の修理が可能になります。

ただし、車両保険を使用した場合に今の等級からどのくらい下がるのかを一度確認しておきましょう。

もし、車両事故により車が廃車状態になった方や損害額が大きく修理を躊躇する気持ちが生まれた方は「事故車買取タウ」の利用を検討してください。

事故車買取タウでは、日本全国無料査定対応であり、車のレッカー代と廃車手続きが無料です。

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