「事故を起こしてしまったけど、修理費用が高くて処分したい」
「保険を使うと等級が下がるので、自分で車を処分する必要がある」
「ぶつけた車を売ろうと思ったけど、値段がつかないといわれた」
上記のような体験をされた方もいるのではないでしょうか?
実は損傷が激しい事故車であっても、事故車を専門に買い取りしている業者に依頼すると、処分費用がかかることはありません。
むしろ車種によっては数十万円の買取価格がつくことも!
今回は事故車でもお得に処分する方法を紹介します。
事故車の処分にお困りの方はぜひ参考にしてくださいね。
なお、事故車買取のタウでは事故車を専門として買い取っており、これまで120万台以上の事故車の買取を行っています。
事故車を高く売りたい方はお気軽にタウにご相談ください。
事故車買取に携わって20年以上の経験を持ち、損害車や故障車に関する知識が豊富。 幼少期からの車好きが高じて、中古車販売店や大手カー用品店、ガソリンスタンドなどに従事し、 車の知見も深い。その経験を活かし、お得な売却術や修理・乗り換え方法など車に関する幅広いコラムの監修をしている。 ...続きを読む
事故車を処分するための4つの方法
事故車を処分するには以下の4つの方法があります。
事故車を処分する方法 | おすすめな方 |
①事故車買取業者に売却する | 高く買い取ってもらいたい方 |
②保険会社に引き取ってもらう | 車両保険に加入している・事故で被害者になった方 |
③中古車買取業者に依頼する | 車の損傷が軽い方 |
④ディーラーに依頼する | 新車を買う予定がある・信頼できる担当者がいる方 |
では、詳しく紹介していきます。
①事故車買取業者に売却する
冒頭でも触れましたが、事故車専門の買取業者では事故で損傷や破損があっても買い取ってくれます。
なぜなら、事故車買取業者は国内だけでなく海外にも豊富なネットワークを持っているからです。
事故車の流通経路は国内と海外の2つあり、とくに海外での需要が高いとされています。
日本人にとっては使用できないと思うような損傷のある事故車でも、海外では日本車は人気で修復して使用している国も多いです。
自分ではお金を払って処分するしかないと思っていたとしても、専門業者から見れば再利用可能な部品があり、買取ってもらえるケースも珍しくありません。
事故車の処分に困っている場合は一度、ご自身の車の査定額をチェックしてみましょう!
②保険会社に引き取ってもらう
車両保険に入っている方や事故の被害者になった方は保険会社に引き取ってもらう方法があります。
引き取ってもらうには全損と判断された場合のみになります。
全損とは物理的全損と経済的全損があります。
全損の種類 | 説明 |
物理的全損 | 車の損傷が激しく事故で修理できない状態 |
経済的全損 | 修理費が車の時価額よりも高くなる状態 |
※詳しい内容はこちらをご覧ください
全損と判断された事故車を保険を使って引き取り・処分してもらえるので実費は0になります。
保険会社に車を引き取ってもらうと、所有権は保険会社、または相手側の保険会社になります。
保険会社が全損車両の時価額を全額賠償した場合は、民法第422条(損害賠償による代位)の類推適用により全損車両の所有権は保険会社が取得します。 引用:全損車両に対する損害賠償の考え方|三井住友海上 |
保険金を受け取れて、事故車の処分もしてくれますが、保険を使用すると次年度の等級が下がり保険料が高くなります。
自分の車を壊した場合は保険の等級は3等級下がります。
保険が3等級下がると次年度の保険料は約1.5倍ほど高くなってしまいます。
実際に3等級ダウン事故が起こった時の保険料を見てみましょう。
時期 | 保険料 | 等級 |
現在 | 30,000円 | 6等級 |
次年度 | 48,000円 | 事故あり3等級 |
2年後 | 37,000円 | 事故あり4等級 |
3年後 | 34,000円 | 事故あり5等級 |
3等級ダウン事故の詳しい内容はこちらをご覧ください
保険を使用するかは次年度の保険料を考えて、使うかどうか検討しましょう。
③中古車買取業者に依頼する
事故車のなかでも、損傷が軽い場合は中古車買取業者に依頼できます。
凹みや傷を修理して再販することができるからです。
中古車買取業者に依頼する場合は一括査定がおすすめです。
一度の申し込みで中古車買取業者が一斉に見積もりしてくれるので、査定額が一番高い業者に依頼することができます。
事故車を一括査定するメリット・デメリットはこちらの記事をご参照ください。
ですので、損傷が深い場合は事故車買取業者に依頼するのがおすすめです。
④ディーラーに下取りを依頼する
次の車を検討している場合はディーラーに下取りしてもらうのも1つの方法です。
ディーラーに下取りをしてもらうと下取り費用が新車の価格から引かれ、新車を安く購入できます。
しかし事故車の場合は通常車両に比べて下取り費用が安くなる可能性があります。
またレッカー代や廃車費用がかかることもあります。
下取り価格がどのくらいになるのかやレッカー代が必要になるのかを担当者に事前に確認しておきましょう。
ディーラーで事故車を廃車にするときの手続き方法はこちら
事故車買取業者に売る5STEP
ご説明してきたように、事故車を処分する方法は4つあります。
保険を使わないのであれば、事故車買取業者に依頼するのが一番お得です。
ただし、事故車買取業者に馴染みのない方も多いと思うので、ここからは当サイト【タウ】に事故車を売る手順を5つに分けて紹介します。
STEP1:査定の申し込み
STEP2:実車査定
STEP3:必要書類の準備
STEP4:車の引き取り
STEP5:買取金の受け取り
STEP1:査定の申し込み
まずは申し込みを行いましょう。
車の年式や走行距離、グレードなどもお伺いしますので、手元に車検証があればスムーズに進みます。
また希望の引き取り日が決まっている場合は予め伝えておきましょう。
タウの申し込みはこちら
STEP2:実車査定
申し込みが終われば実車の査定に移ります。
タウは無料で出張査定をしているので車が動かない場合や車を動かすのが不安な場合もご安心してご利用いただけます。
また立ち会いがない場合でも査定可能です。
事故車の保管場所がディーラーや整備工場の場合、保管先ご担当者様に連絡の上出張査定いたします。
STEP3:必要書類の準備
事故車買取業者に依頼するときの必要書類は下記の通りです。
必要書類
〇普通車〇 | 〇軽自動車〇 |
▼車内・自宅にあるもの 自動車検査証(車検証) 自賠責保険証 実印▼市役所で取得するもの印鑑証明書▼タウから送付する書類 委任状 譲渡証明書 |
▼車内・自宅にあるもの 自動車検査証(車検証) 自賠責保険証▼タウから送付する書類申請依頼書 |
※引越しや結婚をしている、名義がローン会社であるなどは別途書類が必要です。不明な点があれば、一度コールセンターまでご相談ください
STEP4:車の引き取り
いよいよ事故車の引き取りの日です。
事故車は無理に動かすとさらに重大な事故を引き起こす場合があるので、エンジンがかからない場合はレッカーをお願いしましょう。
もちろんエンジンがついて動く場合でも損傷がひどい場合にはレッカーで運んでもらいましょう。
業者によってはレッカー代が有料の場合もあるので、申し込み時や査定時に代金がかかるのか確認しておくことをおすすめします。
STEP5:買取金額の受け取り
事故車の買取の一連の流れが終わったら買取金額を受け取りましょう。
業者ごとで売却の流れが若干変わる可能性もありますので、詳しい売却の流れは査定を決めた業者に問い合わせを行ってください。
タウに依頼した場合の事故車の売却の流れについては下記を参考にしてくださいね。
ご売却の流れ
事故車を処分すると還付金を受け取れる
事故車の車両の買取金額をもらえるほか、還付金をもらえるのもポイントです。
還付金とは、払い過ぎたお金が返ってくること。
自動車税は1年分、継続車検の場合は2年分をまとめて、自賠責保険・自動車重量税をまとめて支払っているので、売却・廃車にするとその残りのお金が受け取れるのです。
還付金額の決まり方は下記の通りです。
還付金の種類 | 決まり方 |
自賠責保険 | 普通車:610円×残りの保険期間 軽自動車:600円×残りの保険期間 (令和3年時点) |
自動車税 | 1年分の自動車税額÷12ヵ月×抹消登録翌月から3月までの月数 |
自動車重量税 | 納付された自動車重量税額 × 車検残存期間 ÷ 車検有効期間 |
実際に下記の条件でどのくらい還付金が戻ってくるのか計算してみましょう。
- 廃車時期・・・5月
- 車検の残り月・・・9カ月
- 排気量・・・1,501~2,000cc
- 車両重量・・・1000㎏以下
実際に返ってくる還付金は以下になります。
- 自動車税・・・42,500円
- 重量税・・・6,150円
- 自賠責保険・・・5,980円
合計で54,630円戻ってきます。
また、タウの還付金シュミレーターでは最短20秒で車の還付金額が分かります。
ご自身の車を処分したときにどのくらいの還付金がもらえるのかは、還付金シュミレーターで知ることができます!
代車を借りる3つの手段
事故車を処分して、新しい車が納車されるまでの間、代車をどうするか迷いますよね。
代車がない場合は下記の3つの手段を利用できます。
代車を借りる手段 | 料金 |
レンタカーを借りる | 85,800円~(1カ月の値段) |
ディーラーで代車を依頼する | 無料 ※急な場合は有料な可能性もあり |
保険を使用する | 無料 ※最長30日以内 |
レンタカーの場合は1日~1カ月単位で比較的安く借りることができます。
レンタカーの費用相場は下記になります。
1日・・・4,290円~(税込み)
1週間・・・22,000円~(税込み)
1カ月・・・85,800円~(税込み)
すでにディーラーで新車を購入している場合は納車までの間、無料で代車を借りれる場合が多いです。担当者に相談してみましょう。
また、保険を利用して事故車を処分した場合は代車費用も受け取れる場合があります。
代車の使用が認められる期間は最長でも30日間になります。
30日以上、代車が必要な場合は自己負担になるので注意しましょう。
まとめ
事故車は処分することが可能です。
事故車買取業者であれば事故車でも売却できます。
事故車の処分にお困りの方や次の車を購入する資金にしたい方はぜひ事故車買取のタウにお任せください!
当社タウでは世界124か国の販路を持っており、どんなお車でも高く買い取ります。
またタウではレッカー代はもちろんのこと、面倒な手続きや全国の出張査定も無料でさせていただきます。
査定では立ち会い不要なので、お仕事や事故後の処理で時間がない方でもご利用いただけます。
事故車買取に携わって20年以上の経験を持ち、損害車や故障車に関する知識が豊富。 幼少期からの車好きが高じて、中古車販売店や大手カー用品店、ガソリンスタンドなどに従事し、 車の知見も深い。その経験を活かし、お得な売却術や修理・乗り換え方法など車に関する幅広いコラムの監修をしている。