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事故車買取コラム

【修理しないで現金】事故車を修理せず保険金を受け取るリスクについて

自動車事故が発生した場合、事故車を修理せず保険金を現金で受け取りたいという方もいるでしょう。

修理費用に充てずに、現金として受け取るということはできるのでしょうか。

当記事では、保険金を現金で受け取る方法や注意点などについて解説していきます。

現金で受け取りたいと考えている方は、ぜひお読みください。

保険金は現金で受け取ることができる

結論から言うと、保険金を現金で受け取ってもまったく問題はありません。

修理をする気がないという方は、遠慮せず現金でもらうようにしましょう。

ちなみに、ドライバー自身が自ら選んで保険金を現金で受け取る場合もあれば、「そもそも現金で受け取るしか選択肢がない」というケースもあります。

その一例として挙げられるのが、車の修理が行えないケースです。

修理を行えない場合、保険金を修理に充てるという選択肢が消えるため、必然的に保険金を現金で受け取ることになります。

こういったパターンもあることから、現金で受け取るというケースは決して珍しくないと言えます。

保険金の現金受け取りは、なんとなく保険会社に対して罪悪感を感じてしまう方もいるでしょう。

しかし、その必要はありません。

保険会社からすると、支払先が修理工場になるか個人になるかというだけの違いにすぎないため、特に遠慮する必要はないといえます。

保険金の使い道は自由

「車の保険金」と聞くと、車関連の事柄にお金を使わなければいけないイメージがあるでしょう。

しかし、保険金の使い道に決まりはありません。

もらったお金は、ドライバー側が自由に使用することができます。

乗り換える次の車の購入費用に充てるのはもちろん、車とはまったく関係のないことに使用しても問題ありません。

保険金を現金で受け取る3つの手順

保険金を現金で受け取る場合、以下のような3ステップに沿って行動しましょう。

  1. ①保険会社に連絡
  2. ②修理工場、ディーラーで見積もり
  3. ③保険会社の認定額を確認する

 
それぞれについて、詳しく解説します。

①保険会社に連絡

1つ目のステップとして、まずは自分が加入している保険会社に連絡します。

連絡の際は、事故の詳細をできる限り詳しく伝えるようにしてください。

具体的には、以下のような事柄について伝える必要があります。

  • ・契約者の氏名
  • ・車種やナンバープレート
  • ・車の損傷の度合い
  • ・事故の原因
  • ・事故が発生した日にちと時間
  • ・事故が発生した場所

 
現時点で修理しないと決めている場合は、修理を行わない旨を保険会社に伝えておくようにしましょう。

伝えることで、今後スムーズに事が運びやすくなります。

②修理工場、ディーラーで見積もり

保険会社への連絡と警察による実況見分が終わり次第、事故車は修理工場やディーラーへと移送されます。

ちなみに移送される修理工場やディーラーに関しては、保険会社に紹介してもらうこともできますし、ドライバー自身で決めることもできます。

車があまり大きく損傷していない場合は、ドライバーが事故車を運転して修理工場などに運ぶこととなります。

対して大きな損傷がある場合は、レッカー車を呼んで運んでもらうこととなります。

保険会社にレッカーを手配してもらえるかは、会社によっても異なります。

自身の加入する保険会社がレッカー手配に対応しているか、事前に確認しておくと安心できるでしょう。

修理工場などに到着したら、修理費用の見積もりが実施されます。

車を修理してもらう場合、修理を行わない場合のどちらでも、まずは修理工場に見積もりを出してもらいましょう。

修理を行わない場合は、保険会社のスタッフに見積もりを算出してもらうこともできます。

ただし、見積もりの流れに関しては保険会社によっても進め方が異なります。

自身の加入する保険会社としっかりコミュニケーションを取って進めるようにしてください。

③保険会社の認定額を確認する

見積もりを通して、もらえる保険金を決定してもらいます。

修理の見積もりや損傷具合から、保険会社が保険金と認定した金額を受け取れます。

書類が提出できたら、行うべきことは終わりです。

あとは、保険金が振り込まれるまで待機しましょう。

保険金を現金で受け取るリスク

保険金を現金で受け取ること自体に問題はありませんが、必ずしもメリットだけを享受できるとは限りません。

現金で受け取るからこそのリスクも存在します。

現金で受け取ることによって発生する可能性のあるリスクは、以下の通りです。

  • ・あとで気が変わった場合の手続きが大変
  • ・修理工場、ディーラーとのやり取りでもめる可能性がある
  • ・修理費が保険金を上回ると「全損扱い」となる

 
それぞれについて、以下で順に解説していきます。

あとで気が変わった場合の手続きが大変

現金で受け取るリスクの1つ目は、あとで気が変わった際に手続きが面倒になる点です。

まずは、自分が事故の加害者だった場合について考えてみます。

被害者側には、レッカー代や修理期間中の代車費用といった追加の出費があとから発生するケースがあります。

あとから被害者側の出費が増えた場合、被害者は加害者であるあなたに発生した代金を請求してくることになるかもしれません。

あとで代金を請求された場合、保険を使わない場合は実費で払うか、、保険の手続きを再度やり直さねばならなくなります。

このように、事故が起きた当日は被害者から費用を請求されることはなかったのにもかかわらず、あとから「不具合が起きた」などと費用を請求されるというケースは稀にあります。

こうした事態となった場合、保険金を現金で受け取っていると手続きが面倒になります。

次に、自身が被害者であるパターンを考えてみます。

一度修理をせず現金にしてしまうと、あとから「やっぱり修理をしたい」と思った時に、相手方との話し合いが長引いてしまう可能性があるため注意しましょう。

事故から時間が経っている場合、修理費用を請求するのは困難です。

事故によって車に傷ができていたとしても、どれが事故によってできた傷なのか保険会社側は判断することができなくなるためです。

プラスで修理費用を請求するのは困難となるため、現金に変える前に「本当に修理したくならないか」を慎重に考えてみることをおすすめします。

修理工場、ディーラーとのやり取りでもめる可能性がある

保険金を修理に使わず現金にしようとすると、修理工場やディーラーとのやり取りで揉める可能性があります。

保険金で車の修理や買い替えを行うのであれば、修理工場やディーラーにとっても利益があるため、スムーズに対応してもらえる可能性が高まります。

しかし車の修理も買い替えも行わないとなると、修理工場やディーラーにとっては何の利益もありません。

店によっては、利益が出ないことから見積もりを渋られたり、見積もりに半年という長い時間をかけてきたりするケースがあります。

修理工場やディーラーに見積もりを出してもらえない場合は、代わりに保険会社のアジャスターに見積もりを行ってもらうのがおすすめです。

アジャスターとは、発生した自動車事故の解決や調査のサポートを行っている人のことです。

アジャスターに見積もりを依頼した場合、見積もり結果は安めになりやすい傾向にあります。

しかし、見積もりを作成する上での手数料は無料となります。

現金で受け取る場合は上記のようなトラブルが発生する可能性があるため、あらかじめ覚悟しておく必要があります。

修理費が車の「時価額」を上回ると「全損扱い」

「時価額」というのは、車両保険を適用する際等に使われる考え方で、その時点での車の価値を、年式や走行距離などから算出するというものです。

基本的には古い車ほど時価額が低くなると考えてもらって構いません。

そして、修理にかかる費用が「時価額」を上回った場合は全損事故として扱われます。

例えば、修理に100万円かかる車の時価額が80万円である場合、車の時価額より修理費用が高くなるため、「全損」という扱いです。

全損事故になった場合に受け取れる金額は、結んでいる契約によっても異なります。

全損事故と認定されそうな被害に遭った場合は、自身の加入している保険の内容もチェックしつつ、慎重に行動を決めるようにしましょう。

ちなみに全損と判断された状態で車両保険を利用した場合、車の所有権は保険会社へと移ってしまいます。

所有権が移れば、全損扱いになった車を修理して乗り続けるのは困難となるため、注意が必要です。

また、所有権が保険会社に渡ることを承諾しなければ保険金全額の受取ができないというパターンも存在します。

保険金を受け取りたい場合は、必ず所有権が移ることについて承諾するようにしてください。

保険を使用すると等級が下がることは理解する

修理をしてもしなくても、保険を利用した時点で等級が下がるという点についてはしっかりと理解しておく必要があります。

等級が下がれば、保険料は上がってしまいます。

等級が下がることのデメリットは、保険料が高くなることだけではありません。

あまりにも等級が低い場合、次に更新を行った際、自動車保険の引受を拒否されるケースもあります。

加えて、補償内容を減らされたり、制限されたりするケースもあるでしょう。

具体的には、4〜3等級や2等級以下の方は特に注意が必要だと言えます。

また等級そのものはそこまで低くなくても、短い期間で何度か事故や保険の使用が相次いだ場合、上記と同じく補償内容の削減や制限が実施される可能性があります。

保険を利用する際は、まず自身の等級を確認するようにしてください。

そして、「保険を利用することで受け取れる金額」と「保険を利用するデメリット(保険料の増額やペナルティ)」を天秤にかけてみることをおすすめします。

特に利用することで4〜3等級以下になる方の場合は、今一度保険の利用について考え直してみるのも手です。

事故車を修理する時の注意点

事故車を修理しようと考えている場合、以下の点について注意するようにしてください。

  • ・完全に直すのは難しい
  • ・修復歴があると車の価値が下がる
  • ・​修理費用が時価額を上回る可能性がある​
  • ・迷っているからといって修理せず放っておくと、結果的に認定払いを勧められることもある

 
それぞれについて、順に解説していきます。

完全に直すのは難しい

車を修理したとしても、完全に直すのは困難であることは覚えておきましょう。

特に、車の骨格が大きく歪むような事故が起きた場合は注意が必要です。

一度歪んだ車の骨格は、ほとんどの場合、完璧に直しきることができないためです。

「外観は元通りきれいに戻ったが、中には不具合が残っている」というケースは往々にしてあります。

中に不具合がある場合、修理を行ったあとも不調が発生する可能性があります。

不調が何度か続く場合、安全のために再度修理を行う必要が出てきます。

修理を何度も行うことになれば、その分修理費用もかさんでいくでしょう。

一度修理を行ったからといって新品に戻るわけではない、という点については注意する必要があります。

修復歴があると車の価値が下がる

事故車の修理を行った場合、あなたの車には「修復歴あり」という経歴がついてしまいます。

「修復歴あり」の経歴がついた場合、車の価値が下がり、売却の際に査定価格が低くなってしまいます。

安く買い取られることを避けるために、修復歴を隠そうとする方もいるかもしれません。

しかし修復歴を隠しても、車にできた修理の跡などを見れば、プロはすぐに修復したことを見抜いてしまいます。

さらに、修復歴を隠すことは告知義務違反に当たります。

修復歴を隠していたことが判明すれば、査定額がさらにマイナスになることもあるでしょう。

場合によっては、損害賠償請求される可能性もあります。

今は気に入っている車でも、ほとんどの場合いつかは手放す日がやってきます。

その際査定に大きく響く可能性があるという点については、今のうちに覚悟しておく必要があります。

修理費用が「時価額」を上回る可能性がある

前述のとおり、修理費用が時価額を上回るケースもある、という点についても注意しましょう。

年式が古い自動車の場合、修理にかかる費用が時価額を超え、受け取れる金額が修理費を下回ることはよくあります。

修理費と時価額の差額を実費で支払ってまで修理したいか、一度よく考えてから決断しましょう。

事故車買取業者に車を売る選択肢もある

故障の度合いが大きい場合、修理を依頼すると数十万円以上の費用を請求されるケースも。

修理費用があまりにも高額だと感じた場合は、修理せず車自体を手放してしまうという選択肢をとるのも有効です。

ただし車の損傷度合いが大きい場合、ディーラーや中古買取業者に売っても販路の兼ね合いから良い値段はつけてもらえないケースがほとんど。

損傷の激しい車を売る方、損傷が小さくても売却を検討されている方は事故車買取業者での売却をおすすめします。

事故車買取業者に売れば、中古買取業者では買取が期待できない車であっても、値段をつけてもらえる可能性が高まるためです。

当社は年間9万8千台以上の事故車買取実績を誇り、他社より高額で買取できる独自のノウハウや120か国以上の販売先ネットワークを持っています。

更に、全国無料で出張査定を行っているため、日本のどこのエリアでも査定を依頼いただけます。

事故車を修理せず手放したいと思った方は、ぜひ当社にご相談ください。

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