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“事故車”の定義とは?修復歴車との違いや高く売るコツを解説

「愛車を売る際に、事故車とみなされ査定額が下がった」
「修理をしても、修復歴がつき事故車になると聞いた」
「中古車の購入を検討している時、お手頃な事故車を見つけた」

こんな経験はありませんか?

そもそも事故車とはどんな車なのか?定義を知りたいと思った方もいるのではないでしょうか。

事故車とは「骨格部位(フレーム)が損傷した車」 のことで、修復歴車とも呼ばれます。

ここからはそんな事故車(修復歴車)の定義について、また事故車(修復歴車)のデメリットや高く売るコツもご紹介します。

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目次

事故車(修復歴車)の定義とは?

事故車(修復歴車)の定義は「車の骨格部位を交換したり、あるいは修復した車」のことをいいます。

世間一般では「事故を受けて損傷した車」が「事故車」と呼ばれていますが、自動車業界では車の骨格部分を交換した、または修復した車が「事故車(修復歴車)」
になります。

事故車(修復歴車)の定義は自動車公正取引協議会、日本自動車査定協会、日本中古車販売協会連合会で取り決めが行われています。

車は下記の部分を修正・補修すると事故車(修復歴車)になります。

画像参考:日本自動車査定協会

  1. フレーム
  2. クロスメンバー
  3. インサイドパネル
  4. ピラー
  5. ダッシュパネル
  6. ルーフパネル
  7. フロア
  8. トランクフロア

事故歴(修復歴)がつく場合とつかない場合を紹介

事故歴(修復歴)がつく場合とつかない場合はどのような違いがあるのでしょうか。

これから紹介していきます。

事故歴(修復歴)がつく場合

事故歴(修復歴)は上記で説明したクロスメンバー、サイド、メンバー 、リアフロア 、ピラー、インサイドパネル ダッシュパネル、センターフロアパネル・フロアサイドメンバー、ルーフの他にラジエーターコア サポートを交換・修理している場合に事故歴(修復歴)がつきます。

この基準は、前述の通り自動車公正取引協議会、日本自動車査定協会、日本中古車販売協会連合会によって決められたものです。

車の査定を行う際には、このような骨格部位に問題がないかをチェックされます。

ただし、事故歴(修復歴)の判断はボディー形状や構造(フレームつき車など)、損傷の度合いなどによって異なる場合があります。
なお上記に該当しているパーツであっても、「ネジ止めの損傷・交換のみ」に止まるのであれば、事故車(修復歴車)には含まれません。

なお上記以外の箇所を損傷した場合も事故車(修復歴車)扱いにはなりません。
以下は修復しても事故車(修復歴車)扱いにならない部分の例になります。

事故歴(修復歴)がつかない場合

事故歴(修復歴)がつかない車は以下の通りになります。

  • フロントバンパー
  • ロアスカート
  • フロントフェンダー
  • ドア
  • ボンネット
  • トランクリッド
  • リアフェンダー
  • リアバンパー
  • サイドシルパネル

これらのパーツを損傷しても、走行には影響ないのできちんと修復されていれば査定に影響することはほとんどありません。
愛車がどちらに該当するのかチェックしてみてくださいね!

事故車に乗り続けるリスク3選

なお骨格部位に損傷を受けた事故車に乗り続けると、以下のようなリスクが伴うのはご存じでしょうか。

  • 骨格の歪みが他の不具合の原因になる
  • 直進走行が難しくなる
  • 自動ブレーキの誤作動が起きる

 
修復歴車は中古車専門店では安く販売されることがあるため思わず購入してしまったり、また車への愛着から手放せずに修理して修復歴車に乗り続けることもあるでしょう。

しかし車にとって、格部分は非常に重要です。

修理して乗り続けることでこういった不具合が生じるリスクがあります。
 

リスク①骨格の歪みが他の部位まで影響を及ぼす

外観はキレイに修復できても、年月が経つと骨格部分に歪みが生じることがあります。

骨格の歪みをそのままにしておくことは非常に危険です。

もし生じた場合は、再度修復する必要があります。

またその歪みによって、その他の部分に不具合が生じる可能性もあります。
 

リスク➁直進走行に支障をきたす

車にとって重要な骨格にダメージを負っているため、直進走行に支障をきたす場合があります。

代表的な症状としては、ステアリング(ハンドル)がガタガタ揺れたり、車が左右どちらかに寄ったりして、まっすぐ走ることができないなどです。

リスク➂自動ブレーキの誤作動が起こる

現在は自動ブレーキ搭載車が増えてきていますが、骨格部分のダメージによって自動ブレーキ誤作動のリスクもあります。

ブレーキの誤作動は極めて危険
大きな事故を引き起こす原因となりますので、十分な注意が必要です。

事故車は買取してもらうことは可能?

事故車は買取することが可能です。

特に弊社タウでは事故車専門で買取を行っており、これまで事故車を買取した数は累計取扱台数100万台を突破しております。

タウは世界124か国で販売のネットワークを持っており、様々な国や地域に販売しております。

全国どこでも無料査定しており、レッカー代や廃車手続きも無料で行っております。

相談や問い合わせは24時間対応しておりますので、事故車の処分に困った時はタウにお任せください!

事故車を少しでも高く売るポイントは業者選び

事故などによって骨格部位を損傷した車の処理方法に困ったとき、買取という選択肢があります。

なるべく高く売りたいのであれば、どの業者に売るのかが重要です。

以下では、事故車を売却する業者の選び方について解説します。

事故車は基本的に買取査定で減額される

車の重要なパーツである骨格部位の損傷は、査定額に大きく影響が出ます

修理前の事故車や修復歴車の場合、中古車買取業者やディーラーでは買取の値段がつかない、買取を拒否される懸念もあります。

修復歴のない車に比べると、どうしても劣化が早い事故車。

たとえ見た目ではわからないほどキレイに修復されていても、しばらく乗っていると異音が発生したり、きしみが出てきたりします。

そのため事故車の査定額は、人気の車種や車の状態によっては、5万円~10万円程度の減額で済む場合もありますが、事故歴のない同レベルの車より30~40万ほど下がってしまうのです。

事故車買取専門業者の方が高い金額がつきやすい

事故車を売却すると決めた場合、まずは売却先を決めなければいけません。

実は、この売却先によって、査定価格が大きく変わる可能性があります。

ディーラー下取りの場合

事故車を売却し、新車を購入する場合は、ディーラーへ下取りに出す選択肢があります。

ディーラーに車の査定価格を出してもらう場合、新車購入の値引のひとつとして扱われることが多いです。

また、ディーラーは中古車買取中古車販売に関して、あまり積極的ではありません

事故車の買取に関しては厳しい査定価格となることが予想されます。場合によっては買取拒否となる可能性もあるでしょう。

中古車買取業者の場合

次の選択肢は、中古車買取業者です。

中古車を専門に取り扱うため、事故車の買取に積極的なイメージがあるでしょう。

しかし事故車は通常の中古車とは異なり、日本国内ではニーズが低く、乗り続けることのリスクもあります
積極的な買取は期待できません。

故障者買取業者の場合

一方で、事故車を専門に買取している業者であれば修復歴のある車でも高価買取が見込めます。

事故車買取専門業者は、海外へのネットワークや部品パーツの販売ルートを持っています。

自社で修理工場を構えている業者もあり、修復された車や取り出された部品は海外でも販売が可能。

そのため、日本ではほとんど価値がないとされる事故車や、故障車、水没車、年式の古い車などであっても積極的に買取ができるのです。

事故車を高く売りたいという方は、事故車買取の専門業者へ依頼するのが良いでしょう。

事故車を買取してもらう時のトラブルを避けるには

車を売却する際には、業者との間でトラブルが起こらないように注意する必要があります。

特に事故車の場合は、車の状態還付金など確認しなければならないことが多いので注意。

以下の2点を意識して、売却時のトラブルを回避しましょう。

  • 修復歴は必ず申告する
  • 金額の説明を詳細に聞いておく

 それでは、1つずつ詳しく解説します。

修復歴は必ず申告する

修復歴のある車は、査定時に申告する義務があります。

「見た目にはわからないほどキレイに修復されているのであれば、自己申告しないかぎり査定に影響しないのでは?」と思う方がいらっしゃるかもしれません。

しかし、それは余計に査定額を下げてしまうNG行動です。

見た目がキレイだとしても、プロが車の状態を見れば修復歴があるとわかることも。

事故歴には告知義務がありませんが、修復歴のある車は走行に影響を及ぼす重要な判断材料になります。

報告しなかった場合は、民法により「告知義務違反」になる可能性もあるため厳守するようにしましょう

もし具体的な修復内容まではわからない人は、わかる範囲で構いませんのできちんと説明すれば大丈夫です。

金額の説明を詳細に聞いておく

やりとりする金額については詳細に確認しておくようにしましょう。

買取額についてはもちろんですが、買取手数料還付金がいくらになるのか、どのように支払いや受け取りをするのかまで聞いておくと安心です。

なかには、悪意をもって査定を行う業者もいるので注意
例えば、本来ならば修復歴に残らない箇所を「事故車(修復歴車)」扱いにして査定額を下げる行為などです。

また、自動車税の還付金についてのみ説明をして重量税自賠責保険料のことまで説明してもらえないといったケースにも注意しましょう。

このように、いつまでに売却したいと思っているのか、どんな疑問点があるのかなど、買取業者にハッキリ伝えることが大切です。

その際に、買取の流れや必要な書類なども確認しておきましょう

業者とのコミュニケーションがスムーズかどうかで、買取に慣れている業者かどうかの判断もできます。

中古車購入時に事故車と見分ける方法とは

中古車を購入する際になるべく事故車を購入したくないですよね。
ここからは中古車を購入するときに事故車を見分けるコツを紹介していきます。

中古車購入を悩んでいる方は参考にしてみてくださいね。

車両検査証明書や車両状態証明書を確認する

車両検査証明書・車両状態証明書とは車の修復歴や傷やへこみといった中古車の状態が一目で分かる証明書になります。

実際の車両検査証明書・車両状態証明書は下記のようになります。

■トヨタ認定中古車の場合

トヨタの車両検査証明書

参考:トヨタ公式HP

■ホンダ認定中古車(日本自動車査定協会)の場合

ホンダの車両状態証明書

参考:Honda公式中古車検索サイト

しかし、中古車販売店で必ず車両検査証明書を公開しているとは限りません。

車両検査証明書を公開しているのか購入する前に確認してみましょう。

外装パーツに隙間がないか確認する

実際、購入しようとしている中古車を見た時に外装パーツに隙間がないか確認しておきましょう。

パーツが変に離れている場合は事故車の可能性が高いです。
中古車を見るときには下記の事を確認しておきましょう。

  • 前ドアとフロントフェンダーの間隔が均等である
  • ヘッドライトとボンネット、フロントバンパーの間隔が均等である
  • ボンネットとフェンダーの間隔が均等である
  • 前ドアと後ろドアの間隔が均等である
  • 後ろドアとリアフェンダーの間隔が均等である
  • リアバンパーとリアフェンダーの間隔が均等である
  • テールランプとトランクの間隔が均等である

中古車検索サイトを利用してみる

中古車検索サイトでは様々な条件を入れて探すことができます。
その中で「事故車(修復歴車)なし」という項目がある場合にはチェックを入れるようにしましょう。

中古車検索サイトの中で、「事故車(修復歴車)なし」という項目がない場合には、実際に販売店にいって購入したい中古車が事故車でないか店員さんに聞いてみるのもいいでしょう。

大きな買い物でもあるので不安なことは店員さんに聞いて明確にしておきましょう。

事故車の査定&売却はタウにおまかせ

車の売却を決めたら、事故車、修復歴車、未修理車、水没車、不動車を専門に買取している業者に査定依頼をすることをおすすめします。

事故車買取の専門業者タウなら、どんな車でも買取が可能です。

業界TOPレベルの実績と長年の経験を持つタウだからこそ中古車買取業者やディーラーでは値段がつかなかったり、買取を拒否されたりするような事故車でも高価買取を行っています。

◆タウの事故車の買取事例

車種:ヴォクシー

  • 年式2020年
  • 買取価格:100万円
  • 状態:リア事故

 

車種:ルークス

“事故車”の定義とは?修復歴車との違いや高く売るコツを解説

  • 年式2021年
  • 買取価格:44万円
  • 状態:サイド事故

車種:BRZ

“事故車”の定義とは?修復歴車との違いや高く売るコツを解説

  • 年式:2012年式
  • 買取価格:25万円
  • 状態:フロント事故

無料査定の依頼は電話もしくは問い合わせフォームより依頼することができます。

下記のフリーダイヤルからお電話orオンラインでお気軽にお問い合わせ・ご相談ください!

まとめ

本記事では「事故車」の意味や高く売るコツ、売却時の注意点、事故車のリスクなどについてご説明しました。

事故車には複数の意味が含まれていることがあります。
事故を起こして故障している車なのか、修復歴がある車のことを指しているのか、自分できちんと把握しておくと売却時もスムーズに話が進められますよ。

なお、買取業者によって自動車税の説明や返金をしてくれない場合もあるため、不安が残る業者との取引は避けるように注意しましょう

あなたの納得のいく買取をしてもらってくださいね!

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