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雹害車の修理費用の相場は?3つの修理方法と車両保険について解説

雹(ひょう)やあられの被害を受けた、いわゆる「雹害車」。

ボンネットやルーフがボコボコと凹んでしまった車は目立つため、早めの修理を考えている方も多いかと思います。

しかし、被害が広範囲に及んでいると、修理にかかる費用がいくらになるのか不安になりますよね。

雹害車を修理する方法としては、「デントリペア」「板金修理」「パーツ交換」といった3つの修理方法があり、それぞれで費用が異なってきます。

また、高額な修理費用に保険が適応できないか、と考えている方もいらっしゃるでしょう。

そこで当記事では、

  • 雹害車の修理方法
  • 雹害車の保険適用について
  • 雹害車の売却方法

など、雹害車にまつわる知識について解説します。

愛車が雹の被害に見舞われ、どのように対処すればよいか迷っている方はぜひご参照ください。

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目次

雹害車を修理する3つの方法と費用相場

雹害車を修理する場合、主に以下3つの修理方法があります。

  1. デントリペア修理
  2. 板金塗装修理
  3. パーツ交換

それぞれの修理業者に依頼した場合の修理費用の目安は以下のようになります。

修理方法 修理費用目安(5㎝以下の小さな凹みの場合)
デントリペア修理 約1~2万円
板金塗装修理 約4~6万円
パーツ交換 10万円以上

以降では、それぞれの修理方法の詳細について解説します。

デントリペア修理

「デントリペア修理」は、塗装を剥がさずそのままの塗装を活かして修理するという自動車外板修理工法です。

もともとはヨーロッパの自動車メーカーで考案され、その後、雹による被害の多い欧米などで発展してきました。

具体的な修理方法は、「デントツール」と呼ばれる特殊専用工具を使い、ボディー鋼板の裏側から凹んだ部分に対し押し出すように力を加え、凹凸が目立たなくなるよう修復します。

板金塗装のように研磨や再塗装は行わず、力を加え押し出すだけなので、修理費用は安めです。

凹みの大きさにもよりますが、5㎝以下の小さな凹みであれば約1~2万円、5~10㎝程度の凹みでも約2~4万円でありリーズナブルです。

修理時間もさほどかからず、数十分から1時間程度で完了します。

デメリットとして、デントリペアで修理できるのは軽度の凹みであり、以下のような損傷には対応できません。

  • 大きな凹み(10㎝以上)
  • ひび割れや剥がれが起きている凹み
  • 金属やアルミ部分以外の凹み(樹脂や強化プラスチックなどの凹みは戻りにくいため)

また、スペース的に専用工具が入らず、裏側から押し出せないような箇所の修復にも対応できません。

さらに、デントリペアは一か所の修理につき~円、という金額設定にされていることが多いため、雹害のように多くの凹みができてしまっているような場合高額になってしまう可能性が高いため注意が必要です。

板金塗装修理

「板金塗装修理」は、前述したデントリペアとは異なり、傷の入った箇所を直接加工し、再塗装を行う方法です。

具体的には、

    1. ①凹み箇所の塗装をはがす
      ②パテなどで凹んだ箇所を埋める
      ③埋めた箇所ごと再塗装する

といった順序で修復していきます。

また、車の骨格であるフレーム部分にへこみ・歪みが出来てしまっていた場合は「フレーム修正機」と呼ばれる専門の機械を使って骨格修正を行う必要があります。

板金塗装修理では、範囲の広い凹みや傷、また損傷部分にひび割れや剥がれが起きているような場合でもキレイに仕上がりやすいです。

デメリットとして、修復を行う技術者の腕によっては再塗装部分が目立ってしまう場合があります。

さらに、板金塗装修理は修理費用が高く、5㎝以下の小さな凹みであっても約4~6万円の費用がかかる可能性も高いです。(デントリペアの約3倍)。

また板金塗装修理は時間もかかり、業者によっては車が戻ってくるまで数日掛かることもあるため注意が必要です。

パーツ交換

「パーツ交換」は、雹によってダメージを受けたルーフパネルやボンネットなどを新品パーツに丸々交換する修理方法です。

雹による凹みは1か所だけに留まらず、何十か所にも及ぶことがほとんどでしょう。

そうなると一つずつ修復するのは現実的ではなく、パーツを丸々交換する修理方法を採る方が経済的な場合があります。

パーツ交換であれば、見た目は新品同様にキレイになりますが、その分パーツそのものの費用がかかります。

パーツ交換をすると通常10万円以上の費用が掛かることが大半であり、交換部位や車種によっては100万円以上の費用が掛かることもあります。

また、ルーフパネルのような溶接止めされているフレーム(骨格)部の一部を交換するとなると「修復歴あり」の扱いとなってしまうことがあるため注意が必要です。

フレームはボディの強度に関わる重要な部分であるため、フレームに手を加え修復歴ありとなった車は、いずれ中古車として売却する際に査定で大きくマイナスとなることがあります。

一方、ボンネットのような取り外しが可能なパーツ(溶接止めされていないパーツ)の交換であれば、交換しても修復歴ありにはならないため、査定でマイナスとなることは通常ありません。

傷が浅ければDIYによる修理も可能

雹によってボディの金属部が凹んでしまうと素人が修理するのは難しくなります。

一方で、凹みはせず「傷」がついた程度、もしくは金属部ではなくバンパーなどの樹脂パーツに生じた凹みであれば、「DIY」により自分自身で修理することも可能です。

DIY修理であれば、修理業者に依頼するよりも安く済むことが多いです。DIY修理には主に「コンパウンド」「タッチペン」「ドライヤー」などの方法があります。

それぞれの特徴や費用目安については以下のようになります。

修理方法 対応できる範囲 道具の購入費用
(ホームセンターなどで購入した場合の目安)
コンパウンド ・浅い傷
・範囲の広い傷
1,000〜5,000円程度
タッチペン ・深い傷

・範囲の小さい局所的な傷

1,000〜2,000円程度
ドライヤー+バキュームリフレクター(吸盤) ・樹脂やFRPなどの素材(バンパーなど) 2,000円程度

(バキュームリフレクターの購入代)

以降では、それぞれのDIY修理方法の詳細について解説します。

傷の場合はコンパウンドかタッチペン

雹によってボディに小さな「傷」がついてしまった場合、傷の修復には「コンパウンド」や「タッチペン」が活用できます

コンパウンドは傷を目立たなくするための研磨剤であり、比較的浅い傷(塗装表面のクリア層までの傷)に効果的です。一方でタッチペンは、クリア層より深くに及んだ傷や局所的な傷に効果的です。

コンパウンドやタッチペンはホームセンターなどで手軽に購入でき、作業難易度もさほど高くなく、洗車感覚で修復作業が行えます。

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樹脂パーツの凹みであればドライヤー

フロントバンパーやリアバンパーなど、樹脂やFRPで作られたパーツに付いた凹みであれば、ドライヤーの熱を使って元の形に戻せることがあります。

修復方法は、凹んだ部分に対しドライヤーの熱風を均等にあてます(熱しすぎるとバンパーが熱で溶けることがあるため加減に注意)。

その後、バンパーが柔らかくなったら、バキュームリフレクター(吸盤)などを使い、凹んだ部分を手間に引っ張ることで、凹みを和らげられます。

注意点としてドライヤーで修復できるのはあくまで樹脂パーツ部分です。ボンネット、ルーフパネル、ドアなどボディの「金属部」にできた凹みは、DIYで修復するのは難しく、プロの修理業者に依頼するのが賢明です。

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雹によるダメージは車両保険が適用される

任意保険に加入している場合、愛車が雹やあられによってダメージを受けると、車両保険が適用されます。

車両保険には補償範囲の広い「一般型」と、補償範囲を狭め料金を安くした「エコノミー型」の2タイプがあります。

雹によるダメージの場合、ほぼすべての保険会社で、どちらのタイプに加入していても車両保険を適用させることができます。

車両保険を使う場合、保険金額を限度に、修理代から免責金額を引いた額が支払われます。

保険金だけ受け取るという選択もできる

愛車が雹によってダメージを受け保険金を受け取った後、損傷個所の修理はせず、そのままにすることも可能です。

保険金をどう使うかはドライバーの自由であり、まったく違うことに利用しても問題はありません。

ただしあとで気が変わった場合、手続きが大変になったり、修理工場やディーラーとのやり取りでもめる可能性があります。

保険金だけ受け取った場合の詳細については、【修理しないで現金】事故車を修理せず保険金を受け取るリスクについての記事でまとめていますので、詳しく知りたい方は合わせてご確認下さい。

保険金を使うと等級がダウンする

雹によるダメージで車両保険を使うと「飛来中または落下中の他物との衝突」という扱いになり、事故有係数適用期間が1年加算され、翌年1等級ダウンとなり、その分保険料が値上がりすることになります。

1等級ダウンであるため、3等級ダウン事故ほど値上がり率は高くなりませんが、翌年以降の保険料を再度シミュレーションしておくことをおすすめします。

翌年以降の保険料の上がり方については、ソニー損保のシミュレーションを使用することで、大まかに確かめることができますので活用しましょう。

あくまで一例ですので、正確な情報は各保険会社に問い合わせることをおすすめします。

主要な保険会社の連絡先は以下の通りです。

保険会社 電話番号
チューリッヒ 0120-860-001
ソニー損保 0120-101-789
三井ダイレクト損保 0120-638-312
アクサ損害保険 0120-699-644
SBI損害保険 0800-2222-581
損保ジャパン 0120-256-110
三井住友海上 0120-258-365
セゾン(おとなの自動車保険) 0120-00-2446
東京海上日動 0120-119-110
あいおいニッセイ同和損保 0120-024-024

【状況別】雹害車のおすすめの売却先3つ

雹によるダメージの修復にはお金がかかります。

特にルーフパネルの交換などになれば、大金が必要になる上に修復歴がついてしまうため、車の価値は大きく下がるでしょう。

その場合、修理せずに、車を手放すことも一つの選択肢です。

ここでは状況別でのおすすめの売却先について解説します。

ダメージが大きいなら専門の廃車・事故車買取業者

雹によってボディ全体がダメージを受けている、損傷が大きく見た目が酷くなっている場合などには「廃車・事故車買取業者」がおすすめです。

廃車・事故車買取業者であれば、パーツを取り外し再販するルートや、海外への再販ルートなどを確保しているため、一般的な中古車買取業者では買い取り拒否されるような車両であっても買い取って貰えることが多いです。

海外では「見た目はどうでもいい」「車は動けばよい」という人も多く、外装の損傷が大きい車両でも需要があるのです。

私たち廃車・事故車買取業者の「タウ」でも、雹によってダメージを受けた車はもちろん、故障車、水没車、不動車などの買い取りも行っており、レッカー代や廃車手続き代行費用などもすべて無料で承っております。

お気軽にお問い合わせください。

ダメージが軽度なら中古車買取業者

「中古車買取業者」は中古車市場に精通しているため、中古車の価値を良くも悪くもシビアに評価します。

次のオーナーに「乗れる車」を売りたいため、損害が酷い雹害車は買い取ってくれない可能性もあります。

ただし、小さな凹みができた程度や損傷個所が少ない場合であれば、中古車買取業者でも問題なく買い取って貰えることが多いため、ダメージが軽度であれば中古車買取業者も活用できます。

乗り換えを決めているならディーラー

ディーラーでは、新車を購入することを条件に、今乗っている車を「下取り」の扱いで引き取ってくれます。

厳密には、新車の購入費用を値引いたり、オプション品の購入費用を値引く形で補填されることになります。

雹によってダメージを受けた車であっても、下取りとしてであればよい条件で引き取ってくれることがありますので、新車に乗り換える予定がある方であればディーラーへの売却も選択肢の一つとなります。

査定時に重視されるポイント

雹害車を査定する場合、重視されるポイントは業者によって異なってきます。

具体的には、

  • 廃車・事故車買取業者:パーツとしての価値や、国外での需要があるかどうか
  • ディーラー、中古車買取業者:国内向けに再販できるかどうか

といったポイントです。

以下で詳しく解説します。

廃車買取業者が重視するポイント

廃車・事故車買取業者の場合は、パーツを取り出し再販するというビジネスも展開しているため、パーツ単体として一つ一つの価値を細かくチェックしています。

そのため、たとえボディの損傷が酷くても、高性能なエンジンやマフラーを装着している車両などは、査定でプラスとなることがあります。

また海外への再販ルートがあるため、海外での需要の高い車両(悪路走破性の高い4WDなどの車両や、たくさんの荷物が載せられる大型車両など)は、査定でプラスとなることがあります。

中古車買取業者&ディーラーが重視するポイント

中古車買取業者やディーラーは、買い取りした車を主に国内市場に向け再販します。

このため「国内で再販ができるか」の部分が査定をする上での大きなポイントとなります。

日本では見た目の損傷を気にするユーザーが多いため、通常、買い取りをした車両は、修理をした上で再販することになります。

そのため凹みが大きく修理に費用がかかる車ほど、査定でもマイナスとなりやすいです。

また、前述もしたようにフレームを修復している(修復が必要になる)車は、国内の中古車市場において「修復歴あり」の扱いになるため、査定上でも大きなマイナスとなりやすいです。

まとめ

雹害車といっても状態はさまざまであり、多少雹に降られた程度であれば、簡単な修理で済むこともあります。

一方で、大きな雹の塊を長時間浴びたような車両などであれば、損傷も大きくなり、修理や売却が難しくなることもあります。

もしも雹によるダメージが深刻であり、どうするべきか迷っている方は、私たち廃車・事故車買取業者の「タウ」にご相談ください。

タウでは、全国17拠点、約150名の当社スタッフが、全国どこでも無料査定いたします。

雹による損傷が大きい車両、他の部分にも故障がある車両でも、買い取りが可能です。

ご相談だけでも承っておりますので、雹害車において疑問点や不安などがある方は、ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。

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